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「最高ー!!」C大阪FW杉本が涙のMVP受賞「ここからセレッソの歴史が始まる」

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[11.4 ルヴァン杯決勝 C大阪2-0川崎F 埼玉]

 開口一番「気持ちいいですね」と試合後のインタビューで語ったFW杉本健勇が涙を流した。

 4日、埼玉スタジアムではルヴァン杯決勝が行われ、ともに初タイトルを狙うセレッソ大阪川崎フロンターレが激突。開始早々の前半1分、こぼれ球にフリーで反応した杉本が右足でゴールネットに突き刺し、C大阪が先制点を挙げる。後半アディショナルタイムにはMFソウザのダメ押しゴールを決め、C大阪が2-0で初タイトルを獲得した。

 試合後、FW柿谷曜一朗と抱き合った杉本。「最初のチャンスが来たら決めきろうと話していたので、決めることができて良かったです。みんなの思いが詰まったゴールだったと思います」と先制点を振り返った。

 杉本は今季ルヴァン杯の出場はなく、この日が初出場となった。「今までルヴァン杯を戦ってきてくれたメンバーが、ベンチにも入らないで応援に来てくれた。俺もそういう思いとか、今日負けたらどうしようとか、いろいろ思ったんですけど、勝って責任を果たしたかった。良かったです」と涙を拭いながら安堵の表情をみせた。

 そして、サポーターに感謝の思いを語った24歳FWは、「セレッソはタイトルを取りましたけど、これはただの通過点。ここからセレッソの歴史が始まっていく。みんなで築いていきましょう」と高々と呼びかけ、MVPに選出された表彰式では、「最高ーーーー!!」と2度叫び、満面の笑顔を咲かせた。

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