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ガーナ人の父持つ矢板中央の190cmFW望月謙がダメ押し点「全国でも活躍したい」

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注目の190cmFW望月謙(2年)は後半29分にダメ押しとなる3点目を奪った

[11.4 選手権栃木県予選決勝 佐野日大高0-3矢板中央高 栃木グ]

 佐野日大を苦しめたのは、矢板中央高の高さだった。その象徴とも言うべき190cmFW望月謙(2年)は後半29分、MF飯島翼(2年)の左クロスに対してニアに走り込み、右足で合わせて全国行きを決定づけるチーム3点目を奪った。

「最高でしたね。最後はきつかったので、決められて良かった。アシストしてくれた飯島とはよく練習しているんです。2人の意思がつながった練習通りのプレーでした」

 今大会の3得点中2得点を頭で奪っているように、特長はやはり高さを生かしたプレーになる。選手権出場に憧れて矢板中央に進学したガーナ人の父と日本人の母を持つ17歳は、自身初の全国大会出場に向け、「チームのために頑張って、点を取って、全国でも活躍したい」と力強く意気込んだ。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2017

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