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ロシアで勝つために…「勝色」をコンセプトにした日本代表新ユニフォームが完成!!

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 日本サッカー協会は6日、来年6月に開幕する2018 FIFAワールドカップ ロシア大会(ロシアW杯)で日本代表が着用する新ホームユニフォームを発表した。新ユニフォームのお披露目は10日にフランスのリールで行われるブラジル戦。6日午後6時よりアディダスオンラインショップにて先行発売も開始された。

 6大会連続6回目の出場となるロシアW杯で着用する“新戦闘服”が発表された。コンセプトは「勝色(かちいろ)」。藍染というジャパンブルーの原点に立ち戻り、勝利への魂で染め上げた「勝色」をベースカラーに採用した。

 日本の伝統色である深く濃い藍色を意味する「勝色」とは、武将たちが戦いに挑む際に身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地で最も濃い色とされていた。「勝色」の深く濃い藍を出すために布を叩きながら染めることから、「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけ、勝利へのゲン担ぎをしていたと伝えられている。

 W杯初出場を果たした1998年のフランスW杯から20年の節目を迎える2018年。歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」には、これまでの歴史を築いてきた選手やスタッフ、サポーターの想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められている。

 Vネック部分の「VICTORY RED(ビクトリーレッド)」は、侍の着物の前あわせ部分からインスピレーションを受けた形状に日本を象徴する日の丸の赤を配置することで、世界で勝利を目指す日本を表現。首元の内側に搭載されたサインオフロゴには、過去5大会分のユニフォームのアイコニックなデザインが組み合わされており、過去20年間で積み重ねてきた歴史や経験を背負い、真の勝利をもぎ取りに行くという強い意志を表現している。

 テクノロジーの面でも「CLIMACHILL(クライマチル)」を搭載。極細の糸を採用することで、優れた速乾性・通気性・冷却性を実現した。丸みを帯びた着丈形状は、よりモダンなルックスと動きやすさを両立したデザインとなっている。ウーブン生地を採用したショーツは軽さ、耐久性、撥水性、動きやすさを兼ね備え、ユニフォームの「勝色」よりも深い藍色が、フィールド上でのコントラストをより際立たせている。

 ソックスは、ショートソックスとカーフスリーブの組み合わせによる「ツーピースコンストラクション」を採用。選手の好みに応じてショートソックスをカスタマイズでき、より高いパフォーマンスを発揮することが可能となる。

 日本代表の新ホームユニフォームは6日午後6時よりアディダスオンラインショップにて先行発売を開始。一般発売は13日より全国のアディダスフットボール取扱店舗にて開始される。価格はホームオーセンティックユニフォーム半袖が1万4000円(税別)。ホームレプリカユニフォーム半袖が8990円(税別)となっている。

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