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浦和MF長澤、初のA代表合流へ「気負わず思い切ってやれば良い」

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日本代表に初選出された浦和レッズMF長澤和輝

[11.5 J1第32節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 弾みをつけて日本代表に合流したいところだった。「守備はしっかりやれていた」と振り返った浦和レッズMF長澤和輝だったが、「ワンチャンスで鹿島に試合を決められてしまった。そこは悔しい」と0-1の完封負けに唇を噛んだ。

 4-1-4-1のインサイドハーフの位置に入った長澤は、序盤から鹿島に主導権を握られて試合が進む中、球際での強さを発揮して守備面で貢献。さらに長い距離のドリブルで状況を打開するなど、ボールをゴールに近付けようと奮闘した。だが、「相手の守備も良かったし、思うように攻撃をさせてくれない部分があった」ように、浦和はなかなか好機を創出できない。すると、スコアレスで進んだ後半35分にMFレアンドロに決勝ゴールを奪われ、チームは0-1で敗れた。

「鹿島は能力のある選手が多かったので、もっと守備でボールを奪ったり、相手が嫌な守備ができれば良かった。それと、チャンスは何度かあったので、自分を含めてしっかりとやり切れないといけないと感じた」

 10月31日に発表された日本代表に初招集された。バヒド・ハリルホジッチ監督は、「守備も攻撃も運動量が豊富で、守備の役割をしっかりこなしつつ、攻撃でも何かをもたらせる数少ない選手」と評価している。

 本人は「代表での立ち位置は初選出なので、試されている部分があると思う」と語りつつも、「自分の良さである守備の部分、攻撃ではゴールに直結するようなプレーをドンドン出していきたいし、気負わずに思い切ってやれば良いと思う」と意気込みを示す。10日のブラジル戦、14日にベルギー戦で出場機会をつかむためにも、合宿期間でアピールを成功させたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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