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38歳ピルロ、現役ラストマッチを終える…指揮官は「若手の良い手本だった」

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現役を引退するMFアンドレア・ピルロ

 ニューヨーク・シティに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、現役最後の試合を終えた。

 ピルロは先月『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、今シーズン限りで現役を退くことを発表。コンディションに問題を抱えていることを明かし、12月31日まで残されている契約を延長しない意思を表明していた。

 そして今季、ニューヨーク・シティはレギュラシーズンを東地区2位で終え、MLSカップ(プレーオフ)1回戦へ進出。相手はワイルドカードから勝ち上がってきたコロンバス・クルーとなった。

 敵地での一戦目を1-4で落としていたニューヨーク・シティは、ホームでの二戦目でFWダビド・ビジャらがゴールを挙げて2-0とリード。あと1点で逆転という状況で、MFパトリック・ビエラ監督は終盤にピルロを投入し、攻勢をかけるが、ゴールは生まれず。2-0と勝利したものの、敗退が決定した。

 結果的にピルロのラストマッチはアディショナルタイムの数分間に。アメリカでの2年半で62試合19アシストを記録した世界王者は、38歳でスパイクを脱ぐこととなった。

 なお、試合後にビエラ監督は「彼は本当にプロフェショナルで、若手の良いお手本だった。アンドレアのような選手がチームにいれば、若手は良いキャリアを送ることができる」と感謝を述べた。
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