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ハンブルガーSV伊藤達哉は独2大紙で及第点以上の評価…9試合ぶりの勝利に貢献

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ハンブルガーSVのFW伊藤達哉

 ハンブルガーSV(HSV)は4日に行われたブンデスリーガ第11節で、シュツットガルトを3-1で撃破し、リーグ戦9試合ぶりの白星を記録。3人の日本人選手がスタートしたこの試合だが、ドイツメディアはHSVのFW伊藤達哉のみに及第点以上の採点をつけた。

 伊藤はHSV主将の日本代表DF酒井高徳とともに、FW浅野拓磨がスタメンに名を連ねるシュツットガルトとのホームマッチで先発出場。ここ最近のリーグ戦2試合では右ウイングで途中出場していた伊藤は、この一戦ではトップチーム初めて同ポジションでスタートすると、チーム1点目となるFKを獲得し、2点目では起点となり、リーグ戦ホーム通算500勝目となる歴史的勝利に貢献した。

 そんな68分までと今シーズン最長のプレー時間を記録した伊藤だが、ドイツ誌『キッカー』はそのパフォーマンスをチーム3位タイの「2.5」と高く評価。17歳FWのヤン・フィーテ・アルプ、MFアロン・ハントに次ぎ、DFデニス・ディークマイヤーやMFフィリップ・コスティッチらと並ぶ高得点を与えられた。

 一方、『ビルト』では伊藤のパフォーマンスは「3」と及第点となった。ここ3試合で2ゴールを挙げたU-17ドイツ代表FWのアルプを絶賛する同紙だが、この試合で得点を記録したHSVの3人(ハント、コスティッチ、アルプ)にベストタイの「2」と評している。

 なお、中盤でフル出場するもミスも目立った酒井は『キッカー』『ビルト』で揃って「4」とチーム単独ワーストの採点。また相手チームの2列目右側でプレーした浅野は早い段階から10人となったチームで持ち味を示せず、両メディアでチーム最低タイの「5」と辛口評価をつけられた。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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