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[東海]常葉大浜松が首位・静産大との天王山制し、勝ち点1差に詰める:第20節

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常葉大浜松が天王山を制し、逆転Vへ望みをつなぐ

 第56回東海学生サッカーリーグ1部の第20節が11月4日に各地で行われた。今節に優勝の可能性があった首位・静岡産業大は2位・常葉大学浜松キャンパスとの直接対決で敗戦。勝ち点1差に詰めた常葉大浜松が逆転優勝に望みをつないだ。

 2位・常葉大浜松が勝ち点4差の首位・静産大との天王山を1-0で制した。前半43分にMF土井智之(2年=神戸弘陵高)が決めた直接FKが決勝点。静産大に後期リーグ初黒星をつけた。今季2試合を残し、静産大とは勝ち点1差。逆転Vを目指す。

 インカレ出場圏内3位の中京大は5位の愛知学院大と1-1の引き分け。先制されたが、後半アディショナルタイム1分にFW西口黎央(2年=興國高)が右足で同点弾を決めた。

 4位・東海学園大は6位・名古屋経済大に3-1で勝利。FW神門滉人(2年=アミーゴス鹿児島U-18)の2得点と、FW武田拓真(4年=中央学院高/岡山内定)のゴールで快勝した。今節で3位の中京大が勝ち点1を上乗せるに留まったため、勝ち点3差に詰めることに成功。残り2試合で逆転でのインカレ出場権獲得を狙う。

 東海リーグも残るは2試合。インカレ出場の残り2枠を2位・常葉大浜松(勝ち点47)、3位・中京大(同44)、4位・東園大(同41)の3校で争う。上位直接対決も多く残されており、次節は静産大と中京大、最終節は常葉大浜松と中京大、静産大と東園大が対戦する。

 7位の四日市大と12位の名古屋学院大は3-3のドロー。8位の岐阜経済大と11位の名古屋商科大も1-1で引き分けた。一方、9位・静岡大は10位・中部大にFW内海徹也(4年=川和高)の得点で1-0の勝利。今季初の連勝としている。

 下位4校による残留争いは、2連勝の静岡大が勝ち点16で9位をキープ。残りの10位・名商大、11位・中部大、最下位・名院大は勝ち点13で並び、名商大と中部大は得失点差もともに「-25」。次節には静岡大と名院大、名商大と中部大、最終節には静岡大と名商大の直接対決が残されており、最後まで熱い戦いが続きそうだ。

結果は以下のとおり

静岡産業大 0-1 常葉大学浜松キャンパス
[常]土井智之(43分)

中京大 1-1 愛知学院大
[中]牛嶋幹太(45分)
[愛]西口黎央(90分+1)

東海学園大 3-1 名古屋経済大
[東]神門滉人2(40分、78分)、武田拓真(45分+1)
[名]伊藤祐貴(54分)

四日市大 3-3 名古屋学院大
[四]高林栄輝(10分)、成田光希(56分)、鈴木一真(72分)
[名]高松大輔2(8分、45分)、高橋雅和(51分)

岐阜経済大 1-1 名古屋商科大
[岐]谷口海斗(53分)
[名]駒澤吉哉(62分)

中部大 0-1 静岡大
[静]内海徹也(74分)

●第56回東海学生1部L特集

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