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ローマFWの発言が波紋呼ぶ…クラブ最高額で加入も「レアルやバルサで高い年俸を」

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パトリック・シックの発言が波紋を呼んだ

 ローマに所属するチェコ代表FWパトリック・シックが、チェコ誌『リポーター』のインタビューにおいて発言した内容が波紋を呼んだ。

 21歳のシックは今夏、4200万ユーロ(約55億円)の移籍金でサンプドリアからローマに加入。しかし開幕まもなく負傷し、今シーズンの出場はわずか1試合15分間にとどまっている。ところがシックが母国のインタビューで語った内容は、史上最高額の資金を投じて彼を獲得したローマを踏み台にするものだった。

「あと数年したらもっと良いクラブへ移籍してもっと高い年俸をもらいたい。この目標はいつも僕の支えになっている。どのクラブかって?ここより上のクラブはわずかだ…レアル・マドリーバルセロナもしくはマンチェスター・ユナイテッドだよ」

 シックはローマへの入団が決まる前、ユベントス移籍が間近に迫った。しかしメディカルチェックの結果、破談に終わった。この件についても、ストレートな発言を繰り出していた。

「昨シーズン終了後、トリノ、ミラノ、ローマからオファーが届いて、僕はユベントスを選んだ。(パベル)ネドベドにも呼ばれて、6月にはユベントスの選手になった気分でいた。だが現実は違った。心臓の炎症で深刻な問題ではなかったし、炎症もおさまって自分は元気だった。それなのにユーベはもう僕への興味をなくしていた。腹が立ったよ。ローマと契約したときはほっとした」

 インタビュー内容が公開されて波紋を呼ぶと、シックはインスタグラムにおいて、すぐさま発言を否定。「翻訳した奴はチェコ語を全く分かっていない」と批判した。その後、改めてSNSを更新し、「ここにいることができて幸せだし誇りに思う。移籍しようと思ったことはない。ピッチへ戻れるよう全力を尽くす。僕の頭の中にあるのはただ1つ。ローマのために尽くすことだ!永遠にフォルツァ、ローマ!」と綴り、ローマ愛を宣言した。

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