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ジャガイモ運びからインテルDFへ…ダルベルト、長友佑都からスタメン奪取へ特訓

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長友からスタメン奪取を狙うダルベルト・エンリケ

 日本代表のDF長友佑都が不在の隙に、ライバルのDFダルベルト・エンリケが挽回を狙っていると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が8日、伝えている。

 今夏、長友は移籍間近と見られていたものの、新指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を勝ち取ることに成功。安定した守備を武器に2000万ユーロ(約26億円)で加入した24歳のダルベルトとのポジション争いに勝利し、ベネベント戦から6試合連続で先発出場を果たした。

 長友が日本代表として、ブラジルおよびベルギーとのフレンドリーマッチに挑む最中、ライバルのダルベルトはアッピアーノ・ジェンティーレの練習場に残り、レギュラー奪取に向けてスパレッティらによる守備の特訓を受けている。同紙は適応の遅れるダルベルトについて、右サイドバックのDFジョアン・カンセロと比較すると、これまで「3回スタメンで起用されており、プレー時間はずっと多い」が、「ニースから獲得した際の移籍金2000万ユーロと600万ユーロ(約8億円)のボーナスとの評価は高すぎた」と指摘している。

 一方、「7年前までリオ・デ・ジャネイロにジャガイモを運ぶ仕事をして生計を立てていた事を考えるともう少し時間を与えても良い」と綴り、わずかの間にポルトガルのビトーリア・ギマランエスからニース、インテルへとステップアップした若者の挽回を期待した。「繰り返しの練習は退屈かもしれないが、1度頭に入れば自動的にできるようになる」と分析。「攻撃だけのブラジル人サイドバックというレッテルから解放されなければならない」として、長友と肩を並べられるだけの守備力のアップを要求した。

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