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“佳境”にチーム引き上げた札幌ジェイ&東京Vドウグラス・ヴィエイラが10月MVPに

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FWジェイとFWドウグラス・ヴィエイラがともにMVP初受賞

 Jリーグは10日、10月度の「明治安田生命Jリーグ Mastercard priceless japan 月間MVP」を発表した。J1は北海道コンサドーレ札幌のFWジェイ(35)、J2は東京ヴェルディのFWドウグラス・ヴィエイラ(29)が獲得。ジェイは15年、磐田に在籍していたJ2時代に受賞しているが、J1では初となり、ともに初受賞。ジェイには賞金30万円、ドウグラス・ヴィエイラには賞金20万円が贈られる。

 7月に加入したジェイは10月にチームが奪った6点中4得点、1アシストとめざましい活躍を見せた。選考委員会は「得点力の高さと、チームでの存在感の大きさ」を評価。ジェイは「今回は僕が受賞する事ができましたが、他のチームの選手はもしかしたら悔しさを感じているかもしれません。僕はそういった選手の想いもしっかりと受け止めて、残りの試合も全力でプレーをしたいと思っています」とコメント。残留争いをしているチームに貴重な勝利をもたらし、10月は2勝1敗で14位から13位に順位を上げたことも評価された。ジェイは4日の練習中に心臓発作の疑いで緊急搬送されたが、心臓発作ではないとの診断を受けていた。

 また、J2MVPに選出されたドウグラス・ヴィエイラは10月の4試合にフル出場し、5得点をマーク。10月最終順位6位と、チームをJ1昇格プレーオフ圏内に引き上げる活躍を見せた。ドウグラス・ヴィエイラは「この賞をいただくことができて、非常に感動しています。J2の全チームの中から一人しか選ばれないということで、簡単なことではないと思います。これはピッチの中でチームのために仕事をしてきた結果だと感じています」と喜びのコメント。選考委員会は攻撃の万能性を称え、「文句なしの受賞」と評している。

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