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出場校チーム紹介:尚志(福島)

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日本一を目標に選手権を戦う尚志高

第96回全国高校サッカー選手権

尚志高(福島)

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▼全国大会日程
1回戦 0-3 東福岡高(福岡)
■出場回数
4年連続9回目
■過去の最高成績
4強(11年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場10回、プレミアリーグEAST出場
■監督
仲村浩二
■主将
FW中井崇仁(3年)
■今季成績
[総体](全国3回戦敗退)
1回戦 2-1 佐賀東高(佐賀)
2回戦 2-0 高川学園高(山口)
3回戦 0-1 長崎総合科学大附高(長崎)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東北2位(13勝2分3敗)
[新人戦](県優勝、東北優勝)
県決勝 4-1 聖光学院高
東北決勝 1-0 青森山田高
■予選成績
4回戦 7-1 湯本高
準々決勝 2-0 白河高
準決勝 4-1 学法石川高
決勝 3-1 帝京安積高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]

    二瓶由嵩  加野赳瑠

渡邉新史   長谷秀皐  菅井泰祥

       石井龍平
沼田皇海          石川竣祐
    松本雄真  功刀舜也
       宗像利公

[レポート] 
 ともに郡山市に所在する尚志と帝京安積高との決勝戦。序盤から尚志が厚みのある攻撃を繰り出すが、帝京安積の粘り強い守りの前になかなか先制点を奪うことができない。それでも尚志は前半37分、MF加野赳瑠(3年)の左CKをMF長谷秀皐(3年)が右足ダイレクトで合わせて先制点を奪った。だが、帝京安積は後半17分、FKのこぼれ球を繋ぐと、最後はエースFW五条方猛(3年)が右足でゴールへ押し込んだ。堅守とカウンター、セットプレーで対抗する帝京安積に苦戦を強いられた尚志だったが、攻め続けてゴールをこじ開ける。後半30分、敵陣深い位置でボールを奪い返したCB功刀舜也(3年)のクロスをMF渡邉新史(3年)が頭で合わせて勝ち越し。さらに39分にもMF石井龍平(3年)がダメ押し点を決めて尚志が3-1で4連覇を達成した。
MOM:MF渡邉新史(3年)
「左サイドのドリブラー。勝ち越しヘッドに加え、3点目も演出」

■チーム紹介
繋いで、走る。厚みのある攻撃武器に栄冠狙う
 全国大会のダークホース候補だ。今年は1月の東北高校新人大会決勝で2冠達成直後の青森山田高(青森)に1-0で勝利。インターハイでは3回戦で惜敗したものの、プリンスリーグ九州で首位を走る長崎総合科学大附高(長崎)相手に攻め続け、チャンスも量産した。注目10番MF加野赳瑠(3年)やMF長谷秀皐(3年)らテクニシャンたちが繰り出すパスワーク、後方の選手の次々と前線を追い越していく動きが厚みのある攻撃を可能にしている。左SB沼田皇海(2年)の高精度の左足やCB功刀舜也(3年)の空中戦の強さも大きな武器。インターハイ後に加野が「新チームが始まってから全然点入らなくて、それでも前よりは点が入るようになってきている」と語っていたが、強豪校相手でもチャンスを作る力があるだけに、課題の決定力がさらに高まってくれば、目標の「日本一」の可能性も広がりそうだ。ともにユーティリティープレーヤーでカバーリング能力高いMF松本雄真(3年)や状況判断に長けているMF石井龍平(3年)の存在も大きく、MF坂下健将(2年)やFW染野唯月(1年)のように台頭してきている力も楽しみ。震災直後の11年度選手権で初の4強入りし、地域に勇気を与えた「福島の星」が今冬、全国で再び輝く。
■県予選決勝取材記者(安藤隆人氏)注目選手
技巧派軍団の絶対的エース
FW加野赳瑠(3年)
「今年のチームの攻撃の柱だ。ドリブル突破と精度の高いラストパスを駆使して、決定機に必ず絡んでいく頼れるナンバー10」

左アタッカーは「颯のように」
MF渡邉新史(3年)
「左サイドから切れ味鋭いドリブルと、ゴール前のスペースを嗅ぎ分ける能力で、颯のように飛び込んでゴールを決める高性能アタッカー」

高性能レフティー
DF沼田皇海(2年)
「精度抜群の左足キックはチームの貴重な得点源となっている。プレースキック、オーバーラップからのクロスは一級品」

■過去の全国大会成績
【16年度 第95回(2回戦敗退)】
1回戦 4-2 ルーテル学院高(熊本)
2回戦 1-2 山梨学院高(山梨)
【15年度 第94回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 京都橘高(京都)
2回戦 0-0(PK0-3)駒澤大高(東京B)
【14年度 第93回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 広島皆実高(広島)
2回戦 3-0 聖和学園高(宮城)
3回戦 0-2 立正大淞南高(島根)
【11年度 第90回(4強)】
2回戦 2-1 守山北高(滋賀)
3回戦 3-3(PK4-2)桐光学園高(神奈川)
準々決勝 3-1 桐生一高(群馬)
準決勝 1-6 四日市中央工高(三重)
【10年度 第89回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 佐賀北高(佐賀)
2回戦 3-0 初芝橋本高(和歌山)
3回戦 0-1 関西大一高(大阪)
【09年度 第88回(3回戦敗退)】
1回戦 4-1 松山北高(愛媛)
2回戦 1-1(PK4-2)東北高(宮城)
3回戦 0-1 広島観音高(広島)
【07年度 第86回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 広島皆実高(広島)
【06年度 第85回(2回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK4-2)鵬翔高(宮崎)
2回戦 1-1(PK4-5)八千代高(千葉)
■登録メンバーリスト
▼GK
1 宗像利公(3年)
16 森本涼太(2年)
25 中野目雅之(3年)
▼DF
2 田中慎介(3年)
3 功刀舜也(3年)
4 黒澤誓哉(2年)
5 沼田皇海(2年)
13 石川竣祐(2年)
21 安田滉(3年)
22 山口雄大(3年)
24 馬目裕也(2年)
28 吉田泰授(2年)
▼MF
6 石井龍平(3年)
7 長谷秀皐(3年)
8 松本雄真(3年)
10 加野赳瑠(3年)
11 加瀬直輝(2年)
12 菅井泰祥(2年)
14 坂下健将(2年)
17 大川健(2年)
18 千葉至温(3年)
23 渡邉新史(3年)
26 仲村智也(3年)
29 宗方司(3年)
▼FW
9 中井崇仁(3年)
15 二瓶由嵩(2年)
19 十鳥仁寛(3年)
20 染野唯月(1年)
27 坂本怜哉(3年)
30 伊藤綾汰(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2017
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