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対日本4戦8発のネイマール「ビデオ判定でゴールしたけどカードも…」

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FWガブリエル・ジェズスとハイタッチするFWネイマール

[11.10 国際親善試合 日本1-3ブラジル リール]

 日本戦4試合連続ゴールは思わぬ形で訪れた。ブラジル代表は前半10分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりPKを獲得。キッカーを務めたFWネイマールがGK川島永嗣の逆を突き、ゴール右に流し込んだ。

 これで日本戦は4試合8ゴールとなったネイマール。前半17分にも2度目のPKのチャンスを迎えたが、今度は川島に阻まれ、2得点目とはならなかった。対面のDF酒井宏樹とは激しいマッチアップを繰り広げ、後半11分には両者がもつれ合って転倒。この場面で酒井宏の頭を手で叩いたとして、VARによりイエローカードが示された。

 試合後、記者会見に出席したブラジルのエースは「ビデオ判定でゴールもしたけど、カードももらった。自分にとってはいろんなことが起きた」と苦笑い。VARの是非については「個人的な意見は言わない」と言及を避けた。

 ネイマールのあとに会見したチッチ監督は「日本は後半、守備を修正してきたが、自分たちもそれに応じたプレーはできていたと思う。前半だけを見ても、勝利に値するプレーをしていた」と指摘。後半17分にCKから失点した場面については「キーパーのせいではない。あのヘディングは取れなかった」と、後半のゴールを守ったGKカッシオ・ラモスを擁護した。

(取材・文 西山紘平)

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