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[MOM2315]明秀日立DF深見凛(3年)_“意外なやつ”の先制点「今日は決めれそうな気がした」

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前半6分のDF深見凛(3年)の先制点で明秀日立が主導権を握った

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.12 選手権茨城県予選準決勝 明秀日立高 2-0 鹿島高 カシマ]

 明秀日立高の萬場努監督は、「意外なやつが取った」と目を丸めた。ただ本人に言わせれば、「今日は決めれそうな気がした」のだという。

 明秀日立は前半6分、左サイドから流れてきたボールを右WBのポジションを務めたDF深見凛(3年)が右足で流し込み、先制点を記録した。「最初はニアに蹴ろうと思ったが、GKをよく見てファーに流せた」という主将の冷静なゴールで、完全に主導権を握った。

「立ち上がりにセカンドボールを拾えたのが良かった。そしてあそこで点が取れたので余裕ができた。意外なやつ?普段あまり足で決めていないので。でも今日は決めれそうな気がした。直感がありました」

 インターハイ予選で敗れた鹿島高に快勝。当時は欠場していた主力が怪我から復帰した選手が多いことでチーム力の向上に手ごたえを感じている。

 2年前の全国選手権初出場はスタンドから応援した。「攻撃の時はすごく点が入りそうに思った。守備の部分ではキャプテンの石川慶人さんが守備で体を張って、負ける気がしなかった」。ただ憧れで終えるつもりはなく、「2年前の先輩たちを抜きたい」と、先輩越えを堂々宣言。19日の決勝はしっかり勝って、全国行きの切符を掴む。

(取材・文 児玉幸洋)
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