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[MOM2320]宜野湾DF平良淳(3年)_元FWの10番が「エースキラー」に進化

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「エースキラー」のDF平良淳(3年)が宜野湾高の核だ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権沖縄県予選決勝 浦添高 0-2 宜野湾高 沖縄陸]

 172cmとDFとしてはやや小柄だが、相手の核となる選手のポジショニングをつかみ取り、スピードを生かした動きで攻撃の芽をいち早く摘みとるエースキラー。DF平良淳(3年)の奮闘が、宜野湾高を19年ぶりの全国大会出場へと導いた。

 背番号10からも分かるように、今年4月まではFWでプレーしていた。しかし最終ラインの一角のDF照屋孝佳(3年)が怪我の影響で総体に出られなくなったことから急遽コンバートされた。

 平田敦志監督は抜擢の理由について、「責任感とリーダーシップがあるのできっとやれると思った」と説明。平良はその指揮官の期待に見事に応え、今では宜野湾DFの核になった。

 今大会でも準決勝で那覇西高のFW与座聡起を、そして決勝では浦添高のFW西里恒則といった、沖縄屈のストライカーに対しても、高い集中力と判断力で徹底的に潰し、仕事をさせなかった。「(平田)監督からは負けるなと発破をかけられていた」という平良。「自分だからわかるFW特有の考え方や対処方法があったのでDFとしての役割は上手くいけたかなと思います」と充実の汗をぬぐった。

(取材・文 仲本兼進)
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