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ブッフォン、敗退なら代表ラストマッチの可能性も「自分よりチームの勝利が重要」

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第2戦へ意気込みを語ったGKジャンルイジ・ブッフォン

 イタリア代表主将GKジャンルイジ・ブッフォンが12日、ロシアW杯欧州予選プレーオフ、スウェーデン戦第2戦の前日記者会見に出席し、意気込みを語った。

 イタリアは10日にスウェーデンのホームで行われた第1戦を0-1で落としており、W杯出場を懸けて、代表戦では無敗の“聖地”ジュゼッペ・メアッツァでの大一番に挑む。W杯終了後の引退を示唆しているブッフォンにとって、スウェーデン戦は代表でのラストマッチとなる最悪の事態も想定される。

「自分のキャリアにおいて、大きな岐路に立たされたことはこれまで何度もある。上手く行くこともあればそうでないこともあった。僕の代表でのキャリアのことよりも勝利が必要になる。それこそが監督にとって、サポーターにとって大きな意味をなす。僕の個人的なことなんてあまり重要ではない。僕個人がチーム全体の幸せに結びつくようにすることが重要だ」

 また1962年以降W杯連続出場を続けているイタリア代表の歴史において、スウェーデン戦が重要な一戦になると述べ、ブッフォンは集中力を研ぎ澄ます。

「この試合に懸かっていることの重大さ、選手一人ひとりの責任の重みから、緊張感は非常に高い。結果をひっくり返す可能性はあるので、この目標に向けてまい進したい。僕らだけでなく皆にとって、そして代表の歴史においても重要な試合になる。僕は金曜日から良い緊張、集中力、注意力を保てている。落ち込んでいる暇などなかったからね」

 そしてアッズーリの運命を見守るファンへ向けて、ピッチで朗報をもたらすことを約束した。

「言葉で伝えられることは限られる。目標を達成することで、ピッチから強いメッセージを発信しなければならない。言葉はすべて使い尽くした。今、行動で伝えるときがやって来た」

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