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W杯常連だったイタリア、60年ぶり予選敗退に地元紙も驚愕「惨事、残酷、開いた口がふさがらない」

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イタリアの60年ぶり予選敗退に地元紙も驚愕

 イタリア代表が60年ぶりにW杯予選敗退を喫したことで、現地メディアは大きく報じている。

 イタリアは13日、ロシアW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンと対戦。敵地での初戦を0-1で落としていただけに、勝利が最低条件となっていたが、サンシーロでイタリアはゴールを割れず。スコアレスドローで終了し、イタリアはロシア行きを逃した。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「イタリア、これはアポカリプスだ。W杯を逃した!」と報道。アズーリの敗退を世界の破滅に例えた。また「チャンスをふいにした。多少の不運もあったが、スウェーデン相手に180分間で0得点だった。主審はPKを認めなかったが、相手も2回与えられるはずだった」と分析。「ゴールが入らなければ魔法の夜もやってこない」として、イタリアの決定力不足を憂いた。

『トゥット・スポルト』も「全員帰宅。いまいましいサンシーロでの0-0。イタリアはW杯を逃した」と綴っている。イタリアのW杯予選敗退は60年ぶりで史上2度目、1930年にボイコットしたウルグアイ大会を加えても3度目の不参加となる。「ブラジルに及ばずとも、ドイツと並ぶ優勝回数を誇るアズーリの敗退は信じられない事で、開いた口がふさがらない。大きな失望を残した。世界最高峰の大会で不在となるのは考えられない」と驚きを隠せない。

『コリエレ・デロ・スポルト』からは「惨事のイタリア。W杯逃す。誰の責任か?」と予選敗退責任を問う声も上がっている。「(イタリアサッカー連盟会長のカルロ)タベッキオが恐れていたアポカリプスが最も残酷な形で現実となった。ファーストレグをラッキーなゴールで勝利したスウェーデンがアズーリの代わりに出場する」と報道。また「アズーリはベントゥーラによる混乱し、矛盾したフォーメーションの犠牲となった」と伝え、ベントゥーラの采配が出場権を逃す一因となったと分析した。

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