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伊紙が今季のインテルを総括、長友佑都をワースト選手に選ぶも守備陣全体には賛辞

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インテルで先発をキープしているDF長友佑都

 今シーズン、指揮官ルチアーノ・スパレッティの下で躍進を続けるインテルについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が12日、総括を行った。

 インテルは今シーズン、セリエA第12節を終えて9勝3分で30ポイントと現在、ナポリユベントスに続く3位につけている。昨シーズンは7位と低迷し、UEFAヨーロッパリーグ(CL)出場権すら逃していたが、新指揮官の下で復活を遂げた。「苦しいときでも貴重なポイントを持ち帰ることができる気迫のあるチーム」であり、開幕以降、首位のナポリと同様に無敗記録が続いている。

 指揮官については「今夏最高の補強はルチアーノ・スパレッティだ」と述べ、称えたほか、レギュラー陣の中のベストプレーヤーとして、11ゴールをマークし採点の平均が「6,62」と高評価の主将FWマウロ・イカルディを挙げた。

 一方、ワーストプレーヤーには日本代表のDF長友佑都が選出された。長友は今シーズン、新加入の24歳、DFダルベルト・エンリケとポジション争いを演じたのち、序列をひっくり返し、レギュラーの座をつかみ取った。

 しかしこれまでの平均採点は「5,6」となり、レギュラー陣の中で最低点となっている。長友について「目立ったことは特別ない」と前置きした上で、「日本人選手は自身3度目となるワールドカップ出場を目指しているが、スパレッティの守備陣において固定メンバーとなった。チームの強みの1つとなった守備陣において彼は左サイドを務めている」と言及。

 長友を含めた「インテル守備陣はこれまで9失点と、首位のナポリおよびローマに次ぐ記録を収め、長らく見られなかったほどの堅固さを見せている」と称えた。

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