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メッシ不在のアルゼンチン、まさかの大逆転負け…ナイジェリアが2点差ひっくり返す

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アルゼンチンがまさかの逆転負け

[11.14 国際親善試合 アルゼンチン2-4ナイジェリア クラスノダール]

 アルゼンチン代表は14日、ナイジェリア代表との国際親善試合をロシアのクラスノダール・スタジアムで行い、2-4で逆転負けを喫した。両国はいずれもロシアW杯への出場権を得ており、開催国で戦うことができる貴重な一戦となった。

 FWリオネル・メッシが代表から離脱したアルゼンチンは、FWセルヒオ・アグエロ、MFパウロ・ディバラらが先発に名を連ねた。一方のナイジェリアはプレミアリーグで活躍するFWケレチ・イヘアナチョ、FWアレックス・イウォビが2トップを組んだ。

 スコアが動いたのは前半27分、アルゼンチンがPA外で獲得したFKをMFエベル・バネガが鋭い弾道で直接突き刺し、先制に成功する。さらに同36分、MFクリスティアン・パボンのクロスに抜け出したアグエロが落ち着いて決め、追加点を奪った。

 一方のナイジェリアも2トップを軸に攻撃を展開する。前半44分、ゴールやや左前でFKを獲得すると、キッカーは左利きのイヘアナチョ。壁の上をわずかに越える弾道で狙うと、ゴールポストぎりぎりに飛んだボールにGKアグスティン・マルケシンがわずかに触れたが、ボールの勢いが勝ってゴールに入った。

 1点を返して後半を迎えたナイジェリアが、その勢いのまま一気に試合をひっくり返す。後半7分、右サイドを抜け出したイヘアナチョのクロスをイウォビが叩き込んで同点。直後の同9分には、中央突破からイウォビ、イヘアナチョがダイレクトでつないだボールを途中出場のFWブリアン・イドウが決めて、スコアを3-2とした。

 ナイジェリアはさらに後半28分、右サイドからのクロスをトラップしたイウォビがDFハビエル・マスチェラーノを軽やかにかわし、そのままゴールに向かって左足シュート。この日2点目を決めて、一時の2点ビハインドから一気に2点リードとした。

 試合は4-2でタイムアップ。アルゼンチンは2点リードからまさかの逆転負けを喫した。

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