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厳しく優しいモウリーニョ…好調維持のマルシャルが“愛の鞭”を語る

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FWアントニー・マルシャルが好調の理由を語った

 マンチェスター・ユナイテッド所属のフランス代表FWアントニー・マルシャルが好調維持の理由を語った。16日、クラブ公式サイトが伝えている。

 第11節を終えて2位に位置しているユナイテッド。点取り屋・FWロメル・ルカクの今季7得点に次いで、今季6得点とゴールを決めているのがマルシャルだ。成長著しい21歳は開幕2試合連続で得点を決めると、ここまでで公式戦16試合に出場しコンスタントに得点を重ねている。

 クラブでの成績が評価されて約1年ぶりにフランス代表への復帰を果たしたマルシャルは、14日のドイツ代表との親善試合(2-2)で早速先制点をアシスト。来年のW杯に向けてアピールに成功した。また、クラブ公式サイトは特筆的な数字として、クラブと代表で58分おきに得点に絡んでいることに注目。昨季の42試合出場8ゴールと比較して、好不調の波がなく調子をキープできていることを評価している。

 『プレミアリーグプロダクションズ』のインタビューに応えたマルシャルは、好調の要因としてジョゼ・モウリーニョ監督による“愛の鞭”を挙げている。「監督は、誰であっても厳しく接する人で、それは僕に対しても一緒」と指揮官の公平さを評価し、「僕たちは、練習からオーディションを受けているようなもので、毎試合で出場するためにコンディションを高めようとしている」と競争意識を高く保てていると語った。

 最初の印象からの変化について、「最初はお互いについてあまり知らなかった。それから徐々にわかり合うようになっていった」と互いに理解を深めていき、「監督は、僕の長所も短所も知っている。僕たちは、正しい形で全力を尽くすために、お互いについて学びあっているんだ」と良好な関係構築ができていることを明かしている。

 マルシャルは昨季の得点記録まであと2点に迫りつつ、そのスピードを生かして今季はアシストも公式戦6本と量産中。ファンの投票で決まるユナイテッド月間最優秀選手賞に9月、10月と輝いており、11月も受賞となれば前人未踏の3か月連続受賞になる。18日のニューカッスル戦ではマルシャルの活躍から目が離せない。

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