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香川真司、リーグ戦連敗中のチーム状況に言及「今が悪い流れを断ち切るタイミング」

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MF香川真司が現地メディアのインタビューに応じた

 今シーズン好スタートを切ったドルトムントだが、ここ1か月は大きく失速。日本代表MF香川真司は、「今が悪い流れを断ち切るタイミング」と意気込みを語っている。

 ドルトムントは先月14日のブンデスリーガ第8節ライプツィヒ戦を落とすと、以降のリーグ戦では1分け2敗。シーズン序盤はリーグ戦で首位を走っていたチームは、3位に後退し、夏に就任したピーター・ボス監督にも逆風が吹き始めているところだ。

 そんな中、バイエルンとの大一番に先発出場するなどレギュラーの座を取り戻しつつある香川は、地元紙『ルール・ナハリヒテン』のインタビューに応じ、チームの状況について言及。「チームとしての現実的な目標は?」と問われると、このように返した。

「バイエルンに首位の座を奪われてしまいました。今は、自分たちを信じることが大事だと思います。自分たちの強み、チームとしての自分たちへの自信ですね。団結力が決定的になります。それらを持てば、また成功をつかみ、冬までに後半戦に向けて良い位置に立てるようにできると思いますので」

 負傷のため離脱が続いていた香川は、新監督の下での今シーズンに出遅れてしまい、復帰後はブンデスリーガでの出場時間は348分にとどまっている。

「今は調子を取り戻してきており、集中しながら練習に取り組めております。監督がチャンスを与えてくれるのであれば、準備はできています。監督交代の後は、常に少し時間が必要ですからね」

 現在28歳の香川はドルトムントでは年長選手の1人。自身のチーム内の役割も変わってきたという。

「責任が増してきましたね。チームには若い選手もたくさんいますけど、僕はもうかなり長くここでやっています。なので、若い選手を助けることを心掛けると同時に、自分もまた成長し続けていくことが必要です」

 なおドルトムントは17日に行われるブンデスリーガ第12節でシュトゥットガルトと敵地で対戦。「悪い流れを断ち切らなければいけない」と強調する香川は、「インターナショナルブレイク明けの今が、そうするための良いタイミングです」と気を引き締めている。

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