beacon

後半立ち上がりの2失点目を悔やむ香川「メンタル的にそこで…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ピッチに倒れ込むMF香川真司

[11.17 ブンデスリーガ第12節 シュツットガルト2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは17日、第12節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でシュツットガルトと対戦し、1-2で敗れた。香川は2試合連続で先発したが、得点に絡めないまま後半18分に交代した。

 立ち上がりの失点が重く響いた。前半5分、DFマルク・バルトラのバックパスが強くなり、GKロマン・ビュルキがトラップミス。守備陣の連係ミスからボールを奪われ、簡単に先制点を許した。それでも香川は「立て直すしかなかったし、引きずっていたらいいことはないので、必ずチャンスはあると思ってやり続けることに集中していた」と気持ちを切らさず、同点ゴールを目指した。

 前半アディショナルタイムにはPKから同点に追いつき、1-1の同点で前半を折り返したが、後半立ち上がりの6分に再び勝ち越しを許した。「同点に追いついたところまでは良かったけど、後半もあらためて早い時間帯に失点してしまったのはすごく残念だし、今のチーム状況を考えると、メンタル的にもそこで落ちちゃったのかなと思う」。不振にあえぐチームはこれで3連敗となり、5試合勝ちなし(1分4敗)。中断明け初戦で悪い流れを断ち切ることはできなかった。

 シュツットガルトは今季アウェーで6戦全敗だが、ホームではこれで5勝1分と無敗をキープしている。香川は「それは試合前から知っていたし、特にアウェーで戦うことの難しさはすごく感じていた」と振り返り、「そういう中で相手に勢いを与えてしまったというのはすごく感じる」と、あらためて立ち上がりの失点を悔やんだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集

TOP