beacon

痛恨AT被弾でフランクフルトはドロー…長谷部はボランチで途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制点を決めたフランクフルトMFケビン・プリンス・ボアテング

[11.18 ブンデスリーガ第12節 ホッフェンハイム1-1フランクフルト]

 ブンデスリーガは18日、第12節2日目を行い、MF長谷部誠とFW鎌田大地の所属するフランクフルトは敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-1で引き分けた。代表合宿明けの長谷部はベンチスタートとなったが、後半15分からボランチの位置で途中出場。鎌田はベンチ入りしたが出番はなかった。

 先手を取ったのはアウェーのフランクフルトだった。前半13分、3-4-2-1のボランチに入ったMFケビン・プリンス・ボアテングが相手DFのパスをカットし、PA外から右足を一閃。ボールはGKオリバー・バウマンの頭上を越え、豪快にゴールネットを揺らした。

 ビハインドを負ったホッフェンハイムは3-1-4-2の形で前線にボールを送ろうとするが、なかなか攻撃の形をつくれない。それでも前半41分、相手GKのパスミスを奪ったFWマルク・ウートが左サイドを抜け出し、中央へグラウンダーのクロス。ニアサイドに飛び込んだFWサンドロ・ワーグナーが右足で合わせたが、わずかに右へ外れた。

 1点リードで前半を折り返したフランクフルトは後半15分、MFマルク・シュテンデラに代わって長谷部を投入。そのままボランチのポジションに入った日本代表DFはすぐさま相手攻撃陣を厳しくマークし、ピンチを未然に防いだ。同24分にFWセバスチャン・アレに代えてFWルカ・ヨビッチ、同30分にはMFミヤト・ガチノビッチに代えてMFジェルソン・フェルナンデスを投入。交代カードを使い切り、2試合連続でベンチ入りを果たした鎌田にはこの日も出場機会は訪れなかった。

 終盤は1点を追うホッフェンハイムが押し込む展開。後半アディショナルタイム1分、MFニコ・シュルツのミドルシュートはGKの正面を突いたが、その直後、左サイドをドリブルで突破したMFセルジュ・グナブリーのクロスをニアに飛び込んだウートが左足で流し込み、土壇場で同点に追いついた。試合はそのまま1-1のドローで決着。フランクフルトにとっては悔やまれる展開で連勝を逃したが、これで6試合負けなし(3勝3分)となった。

●ブンデスリーガ2017-18特集
●海外組ガイド

TOP