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マドリード・ダービーはともに譲らずスコアレスドロー…首位バルサとの勝ち点差は「10」に

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マドリード・ダービーはドロー決着

[11.18 リーガ・エスパニョーラ第12節 A・マドリー0-0R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第12節2日目が18日に開催され、ともに勝ち点23で4位のアトレティコ・マドリーと3位のレアル・マドリーによる「マドリード・ダービー」が行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。ともに勝ち点1の上積みにとどまり、11勝1分の勝ち点34で首位を快走するバルセロナとの勝ち点差を10に広げられている。

 アトレティコの新ホームスタジアムであるワンダ・メトロポリターノで初めて開催されたダービーで最初に好機を創出したのは、ホームチームだった。前半3分、DFラファエル・バランのクリアミスを拾ってPA内に進入したFWアンヘル・コレアが左足で狙うも、シュートはゴール左に外れてしまった。

 前半32分にはレアルがゴールを脅かすが、FWクリスティアーノ・ロナウドとのパス交換からPA内に走り込んだMFトニ・クロースのシュートはゴールマウスを捉え切れず。さらに同35分にはC・ロナウドが遠い位置からのFKを直接狙うも、枠を捉えたシュートはGKヤン・オブラクに弾き出されてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、レアルは前半に鼻を負傷していたDFセルヒオ・ラモスに代えてDFナチョ・フェルナンデスをピッチへと送り込む。その後も互いの守備を崩し切れずに試合が進むと、同31分にはレアルがFWカリム・ベンゼマに代えてMFマルコ・アセンシオを投入して、アトレティコはFWフェルナンド・トーレスとFWケビン・ガメイロを同時投入して状況を打開しようと試みる。

 後半33分には中央突破したF・トーレスのスルーパスからPA内でフリーになったガメイロが、飛び出したGKキコ・カシージャをあざ笑うかのようなループシュートを放つも、カバーに入ったバランにヘディングでクリアされてしまう。同36分にはC・ロナウドの強烈な直接FKがゴールを襲うが、オブラクに阻まれてネットを揺らすには至らず。その後もスコアは動かずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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