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香川先発のドルトはGL敗退…すでに突破決定のトッテナムにホームで逆転負け

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ドルトムントはホームでトッテナムに敗れ、グループリーグ敗退が決まった

[11.21 欧州CLグループリーグ第5節 ドルトムント1-2トッテナム]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、グループリーグ第5節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでトッテナム(イングランド)に1-2で敗れ、グループリーグ敗退が決定した。残り2連勝が絶対条件だったが、すでにグループリーグ突破を決めている相手にホームで逆転負け。香川は公式戦4試合連続で先発したが、後半21分に交代した。

 崖っ縁のドルトムントが先手を取った。前半31分、縦パスをFWアンドリー・ヤルモレンコがヒールで流し、最終ラインの背後を取ったFWピエール・エメリク・オーバメヤンがGKとの1対1から冷静に右足でゴール左隅に流し込んだ。

 週末のリーグ戦は規律違反により欠場したエースの“みそぎのゴール”で先制したが、徐々に流れはトッテナムに傾いていく。前半40分、DFダニー・ローズの左クロスにMFクリスティアン・エリクセンが右足で合わせるが、GKロマン・ビュルキがセーブ。直後の右CKではエリクセンのキックからMFエリック・ダイアーが決定的なヘディングシュートを放ったが、これもビュルキが鋭い反応で弾き出した。

 守備陣が耐え、何とか1点リードで前半を折り返したドルトムントだったが、後半4分、ついに同点に追いつかれる。敵陣でドルトムントDFジェレミー・トルヤンのパスをカットしたトッテナムはMFデレ・アリから横パスを受けたFWハリー・ケインが右足でゴール左隅にねじ込み、1-1の同点。ドルトムントはその後も自陣でDFマルク・バルトラがパスミスを犯すなど精彩を欠いた。

 すると後半31分、トッテナムは左サイドでボールをキープしたデレ・アリがバルトラ、MFマリオ・ゲッツェの間を強引に突破。ドリブルでPA内に切れ込み、マイナスのパスを受けたFWソン・フンミンが右足でゴール右隅に逆転ゴールを叩き込んだ。

 ドルトムントは後半アディショナルタイムにビュルキが負傷交代するアクシデントにも見舞われ、そのまま1-2で敗戦。公式戦3連敗となると、欧州CLは2分3敗と未勝利のまま3位以下が確定し、グループリーグ敗退が決まった。

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