beacon

コンテ「イングランドは日程を見直す必要がある」過密で不平等なスケジュールに苦言

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督

 チェルシーアントニオ・コンテ監督は、プレミアリーグの日程を見直すべきと考えているようだ。

 昨シーズンのプレミアリーグ王者のチェルシーは、22日にチャンピオンズリーグのカラバフと対戦した後、中2日で敵地で行われるリバプールとのビッグマッチを控える。2012年5月にチェルシーがビッグイヤーを獲得したのを最後にイングランドのクラブがファイナルにすら辿り着いていない原因は日程によるものだとコンテ監督は感じているようだ。

 カラバフ戦前の会見で、コンテ監督は「我々は3試合おきに試合を戦っているから、ローテーションを使うのが妥当だ。だから両方の試合でベストの決断を下さなければならない。私は全選手を信頼し、自分の判断は間違いないと思っている」とチャンピオンズリーグとプレミアリーグで選手を入れ替えることを認めた。

 続けて「チェルシーだけのことではない。チャンピオンズリーグに出場しているチームにも言えることだ。イングランドはこの過密すぎる日程を理解し、見直すように努力する必要があると思う」とスケジュールを変更するよう訴えかけている。

 また、勝利すれば決勝トーナメント進出が決定するカラバフ戦について「非常に重要な一戦だ。(最終節の)アトレティコ・マドリー戦を前に突破を決めてしまいたい」と意気込みを語った。

 さらに、週末のビッグマッチに向けて「土曜日にリバプールと対戦する。しかし、彼らは今日(21日)に試合があって我々は明日(22日)だ。このようなシチュエーションはマンチェスター・シティ戦以来2回目で、休んだり回復したりする時間もない」と日程が不平等だと苦言。

「このような状況ではマンチェスター・シティをとらえることはかなり困難だ。結果に対して言い訳するつもりはないが、これが現実だ」と早くもプレミアリーグ連覇に白旗を振っている。

●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP