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「もう若くないので」と語った本田圭佑、W杯はロシアが「おそらく最後」

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将来を見通して語ったパチューカ本田

 パチューカに所属するMF本田圭佑が、メキシコ挑戦から2度目となる会見を行い、来月開幕するクラブW杯や、2018年ロシアW杯について言及した。『ESPN』が報じている。

 今季からメキシコ・リーガMXでプレーする本田。序盤は負傷などもあって出遅れたが、徐々にポジションを確保すると、ここまで公式戦15試合で6ゴールを記録。カップ戦では自陣から独走してのゴールや、強烈なロングシュートを決めてみせるなど、コンディションは上がっているようにみえる。

 しかし、本人はまだまだ満足していないようだ。日本語、英語、そしてスペイン語でメキシコ挑戦から2度目となる会見を行った本田は、今も成長する余地があることを語った。

「ケガを抱えてシーズンに入り、合流も遅かったので、最初の数試合は良くなかったですね。だけど、改善されているように感じています。満足はしていないですが、少なくともカップ戦では決勝に行けました」

 そして、12月6日に開幕するクラブW杯について、「もう若くないので参加できて幸せ」とコメント。さらに、来年のロシアW杯について言及し、自身最後のW杯になると示唆した。

「来年のW杯は、おそらく最後になる。もちろん、プレーしたいと思うのはとても大事なことだと思います」

 2007年の日本代表デビュー以来、これまで91試合に出場し36ゴールを奪ってきた本田。長年牽引してきた存在ではあるが、直近2度の招集メンバーには含まれておらず、W杯出場へ向けて厳しい立場に立たされている。

 31歳となった本田は、クラブでアピールを続け「最後」と位置づける自身3度目のW杯へ出場することはできるだろうか。

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