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「モウリーニョよりペップのほうが…」カントナはマンUの手堅いスタイルに不満

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エリック・カントナがユナイテッドの手堅いスタイルに不満

 かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元フランス代表FWエリック・カントナが『BBC 5ライブ』で、現在のユナイテッドについて言及している。

「(ジョゼ)モウリーニョはユナイテッドに来る前から好きな人物だった。実際にとても知的な人物であり、指導者としてストイックな姿勢も見せている。彼はカリスマ性も持ち合わせており、実際に数々のタイトルを獲得してきた」

 その一方で、「確かに今のユナイテッドは理にかなったプレースタイルだと思うが、私はもっと創造性溢れるチームのほうが好みだね。私がかつてプレーした(アレックス)ファーガソン監督のスタイルは、マット・バスビー(ユナイテッド往年の名監督)からイマジネーションを得たファンタジー溢れるサッカーだった」と発言。

 さらに「私は1970年代にヨハン・クライフが見せていたアヤックスの“トータル・フットボール”が好きだった。ファーガソンのサッカーもこういった華麗なスタイルだったね。その意味では(マンチェスター・シティのペップ)グアルディオラのほうがユナイテッドの監督として好ましいサッカーだった」と続け、グアルディオラが率いるシティの攻撃的スタイルのほうが、自身の好みだと明かしている。

 優勝請負人として、数々のビッグクラブで結果を残してきたモウリーニョ。果たして、ユナイテッドで2年目を迎え、"手堅いスタイル”でリーグタイトルを奪還できるのか。まだシーズン序盤ながら、ライバルチームを率いるグアルディオラ監督に先行を許しているだけに、この後の巻き返しに期待が懸かるところだ。

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