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理想と現実、風間グランパスが“勝ちにこだわったサッカー”で決勝へ

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名古屋が“勝ちにこだわったサッカー”で決勝へ

[11.26 J1昇格PO準決勝 名古屋4-2千葉 パロ瑞穂]

 生死をかけた大一番。風間八宏監督のもとで理想を追い求めてきた名古屋グランパスだが、この日ばかりは、より「勝ち」にこだわるサッカーに終始した。

 終盤戦、4バックを基本フォーメーションとして戦ってきた名古屋だが、この日は3バックに変更。今月11日の同対戦(●0-3)では、ベンチスタートだった199cmFWシモビッチを先発で起用し、シンプルなサッカーを心掛けた。

 もちろん、今季これまで戦ってきたベースがあってのサッカーだ。高いポゼッション率を保ったまま、今季2戦2敗の千葉を研究。システム変更などの理由について、「言わないとダメ?」と苦笑いを浮かべた風間監督も、「自分たちが押し込んでサッカーをしたいということ。両サイドと真ん中を埋めることで、しっかりと抑えられる。そうなったときに自分たちは出来るだけハーフコートでサッカーができるんじゃないかということでやりました」と手ごたえ十分といった様子で話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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