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メッシ幻のゴールに伊メディアも疑問「スペインでは“ゴールライン”がないまま」

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バルセロナFWリオネル・メッシ

 26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第13節バレンシアバルセロナ戦(1-1)において、FWリオネル・メッシのゴールが取り消されたことについて、イタリア紙も「幻のゴール」として大きく報じた。

 この試合の前半29分、メッシが放ったミドルシュートをGKネトがファンブルし、ボールは明らかに枠内に収まった。が、イグレシアス・ビジャヌエバ主審はゴールを認めなかった。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は上位対決となった同試合において「ブラウグラナ(バルセロナ)がリーガでの無敗記録および2位との4ポイント差を守った」と報じつつも、誤審の影響にも言及。「ネトがボールをかき出す前に少なくとも30センチは越えていた」とし、「物議を醸すことになった前半のメッシの幻のゴールにブラウグラナは憤ったが、結果も苦いものになった」と伝えた。

 また『メディアセット』も「信じられない」、「メッシのゴールが認められず」と報道。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー制度)が導入されていないリーガを案じ、「スペインではVARの導入までゴールラインがないまま続行することになる」と綴った。またミスを犯した主審について、「とんでもない見落としだ」と見解を示した。

『コリエレ・デロ・スポルト』も「イグレシアス・ビジャヌエバ氏率いる審判団の見落としにより、試合は大きく影響を受けた」と強調。「ボールはラインを数センチ飛び越えていた。これに審判団が気づかないとは信じがたい。ブラウグラナも憤り抗議を爆発させていたのに」と述べ、主審らの裁定に疑問を呈した。

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