先日バルセロナと新契約を結んだFWリオネル・メッシは、世界最高年俸を受け取ることになったようだ。スペイン『エル・ムンド』紙の情報をも元に、『マルカ』が伝えている。

　メッシのこれまでの契約は2018年6月までとなっており、なかなか契約書にサインしないことから、クラブに満足していないのではないかという報道がされていた。しかし25日、クラブはメッシが2021年までの新契約にサインしたことを発表し、下部組織出身の大エースは34歳までバルセロナでプレーすることが決まっている。

　今回結ばれた新契約で、メッシは年間総額で4200万ユーロ(約55億6000万円)を受け取ることになるという。基本給3000万ユーロ(約39億7000万円)に加え、契約延長ボーナス5000万ユーロ(約66億2000万円)を契約年数で割った1200万ユーロ(約15億9000万円)が、毎年支給されることになるようだ。

　これによりメッシは、3800万ユーロ(約50億円)を受け取っている上海申花FWカルロス・テベスや、今夏パリSGに加入したFWネイマールの3600万ユーロ(47億7000万円)、クリスティアーノ・ロナウドの3400万ユーロ(約45億円)を抜き、世界最高額を稼ぐ選手になったという。

　これまでバルセロナで「30」ものタイトルを獲得し、バロンドールも5度受賞してきたメッシ。“世界最高の選手”とも呼ばれるアルゼンチンのスーパースターは、年俸も“世界最高額”になったようだ。

---

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集