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「カルチョは時代遅れ」D・アウベスが昨季ユベントスに加入した衝撃の理由とは?

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表彰式に出席したパリSGのDFダニエウ・アウベス

 パリSGに所属するブラジル代表のDFダニエウ・アウベスが27日、セリエAの年間最優秀選手などを決める『グラン・ガラ・デル・カルチョ』の授賞式に出席し、インタビューに応じた。

 今シーズンから、パリSGで同胞のFWネイマールやDFチアゴ・シウバらとプレーしているアウベス。今回は、昨シーズンのユベントスでのプレーを評価され、イタリアサッカー選手協会(AIC)が主催するセリエA2016-17シーズン年間最優秀イレブンに選出された。

 アウベスはこの場において、ロシアW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりにW杯出場を逃がしたイタリア代表に言及した。イタリア国内ではジャンピエロ・ベントゥーラ前監督の戦術や起用法を問題視する意見が多かったが、敗退の要因は監督ではないと断言する。

「イタリア敗退の要因は監督ではなかったと思う。イタリアサッカーは時代遅れだ。もう少し変える必要がある。ユベントスにしても代表にしても360度見渡して検証する必要があることが伝わると良い。ナポリを模範にするべきだと思うよ。すごく好きだし、現代サッカーでは楽しめるという要素が必要だね」

またアウベスは、昨シーズンにユベントスへの移籍を決めたのは、イタリアのレベルが低いということを知ってほしかったからだったと明かしている。

「昨シーズン、ユベントスにおいて歴史を刻むことができた。僕がイタリアに行くことを決めたのは、(セリエAの)レベルがもっと上がらなければならないと、周りに理解して欲しかったからだ。でも、分かってもらえなかったようだね。僕が去った理由は幸せになりたかったからだ。チームメートには伝えた。今はパリで幸せだよ」

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