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出場校チーム紹介:宜野湾(沖縄)

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19年ぶりに全国大会へ出場する宜野湾高

第96回全国高校サッカー選手権

宜野湾高(沖縄)

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▼全国大会日程
1回戦 vs.旭川実高(北海道)
■出場回数
19年ぶり3回目
■過去の最高成績
1回戦敗退(96、98年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場2回
■監督
平田敦志
■主将
DF比嘉明宏(3年)
■今季成績
[総体](県準優勝)
県決勝 2-2(PK3-4)那覇西高
[リーグ戦]
沖縄県1部リーグ2位(11勝7敗)
[新人戦](県8強)
準々決勝 1-2 与勝高
■予選成績
3回戦 2-0 名護高
4回戦 6-1 コザ高
準々決勝 1-1(PK3-2)普天間高
準決勝 0-0(PK5-4)那覇西高
決勝 2-0 浦添高
■都道府県予選決勝布陣図&レポート
[3-4-3]

      与那嶺琉
 読谷山柚貴     天久碧

喜屋武盛太        名嘉眞颯
   仲里啓夢 運天ひかる

照屋孝佳  國仲洋秀  平良淳

      金城滉大

[レポート] 
 前線からのプレスを武器に35年ぶりの全国大会出場を目指した浦添高との決勝戦。後方からのビルドアップで徐々に主導権を握った宜野湾は前半15分、MF運天ひかる(3年)が後方から蹴り込んだFKがゴール前を抜けてそのままゴールイン。幸運な形で先制した宜野湾は後半2分にもGKを交えたビルドアップから左サイドを打開したFW読谷山柚貴(3年)がFW与那嶺琉(3年)とのパス交換で中央を一気に抜け出す。最後はスルーパスを受けたFW天久碧(1年)が左足で決めて2-0。浦添はFW西里恒則(3年)や10番MF屋比久海斗(3年)中心に反撃したが、DF平良淳(3年)中心に守る宜野湾が2-0で勝ち、19年ぶりの優勝を果たした。

MOM:DF平良淳(3年)
「スピードと強さを兼ね備えた“最終ラインの番人”。攻撃の起点にもなる」
■チーム紹介
徹底したポゼッションでまず1勝
 元日本代表FW我那覇和樹(現讃岐)が高校1年生だった96年度に選手権初出場。1年生6人、2年生5人が先発という陣容で優勝校の市立船橋高(千葉)に挑戦した選手権デビュー戦は、後半の6失点によって0-7で敗れたものの、全国で第一歩を踏み出した。そして我那覇が3年生だった98年度にも選手権出場(初戦で新潟工高にPK戦敗退)。今回はそれ以来、19年ぶりの選手権出場となる。
 県予選では準々決勝で昨年の準優勝校・普天間高、準決勝では3連覇を狙った那覇西高をいずれもPK戦の末に突破。そして、浦添高との決勝も2-0で制し、タイトルを勝ち取った。強さと速さを兼ね備えた注目DF平良淳(3年)とDF照屋孝佳(3年)の両ストッパーが積極的にビルドアップにかかわるなど、後方から丁寧に攻撃を組み立て、エースFW与那嶺琉(3年)やFW読谷山柚貴(3年)、落ち着いた動きが印象的なFW天久碧(1年)の前線の多彩なコンビネーションなどによってゴールを破る。インターハイでは我那覇が3年時に1勝。今回、徹底した戦いで選手権初勝利に挑戦する。
■県予選決勝取材記者(仲本兼進氏)注目選手
進化を続ける「エースキラー」
DF平良淳(3年)
「今年FWからコンバート。1対1に負けない力強さとスピード、背後に蹴られた時のリスクマネージメントに長けていて、攻撃の起点としても欠かせない選手」

宜野湾を盛り上げる男
MF喜屋武盛太(3年)
「攻守の切り替えでアップダウンを繰り返し続けるスタミナ豊富な選手で、平田監督曰く宜野湾サッカーに必要不可欠な存在。キャラ的にもチームを盛り上げる」

「結果が全て」のエース
FW与那嶺琉(3年)
「前線でくさびのパスを受けてゴールに絡む宜野湾のエース。怪我の影響もあり選手権は2ゴールと消化不良。『結果がすべて』が口ぐせで我の強さも魅力」

■過去の全国大会成績
【98年度 第77回(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK4-5)新潟工高(新潟)
【96年度 第75回(1回戦敗退)】
1回戦 0-7 市立船橋高(千葉)

■登録メンバーリスト
▼GK
1 金城滉大(3年)
12 諸見伊音(3年)
25 奥間悠貴(1年)
▼DF
3 照屋孝佳(3年)
5 比嘉明宏(3年)
11 喜屋武盛太(3年)
13 仲原元気(2年)
21 宮城葵(2年)
27 宇良宗也(2年)
▼MF
2 岸本覚(3年)
4 國仲洋秀(2年)
6 読谷山柚貴(3年)
7 運天ひかる(3年)
9 名嘉眞颯(3年)
14 富田勇人(2年)
15 仲里啓夢(2年)
18 當山広大(2年)
19 當眞嗣悠(1年)
22 仲村響(2年)
24 関翔海太郎(2年)
26 下地海人(2年)
29 豊濱朝毅(1年)
▼FW
8 与那嶺琉(3年)
10 平良淳(3年)
16 田倉兆志(2年)
17 赤嶺結俊(2年)
20 比嘉龍人(2年)
23 天久碧(1年)
28 高良龍青(2年)
30 前原琉人(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2017
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2017

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