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DF5人、FW3人に対しMF12人招集…森保監督「選手が力を発揮できる形をとっていく」

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U-20日本代表を率いる森保一監督

 東京五輪世代のU-20日本代表を率いる森保一監督は30日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、12月にタイで開催される『M-150杯 2017』に臨むU-20日本代表メンバーを発表した。メンバー23人の内訳はGKが3人、DFが5人、MFが12人、FWが3人となった。

 DF登録のDF庄司朋乃也(金沢)、DF岡野洵(千葉)、DF大南拓磨(磐田)、DF立田悠悟(清水)、DF麻田将吾(京都)の5選手は、いずれもCBが本職。指揮官が会見で「私の監督の経験の中で、基本的に3バックをやることが多かった」と語ったように、今大会は広島時代に採用していた3バックで臨む可能性が高い。

 しかし、3バックに固執するわけではなさそうだ。実際に選手を見てみて、「それをやれるかどうか」を確かめた上で、「4-4-2、4-2-3-1、4-1-4-1なのか、いろいろな形があると思うが、選手が一番力を発揮できるような形を柔軟にとっていきたい」と答える。システムに選手をただ当てはめて行くのではなく、選手の能力を最大限に発揮できるシステムを模索していくことになる。

 今回の活動期間は12日間と限られた時間になるが、「少しでも多くの時間と回数、選手とコミュニケーションを取れればと思っている。『何となく』この遠征を終わらせるのではなく、私だけでなく、スタッフ全員でコミュニケーションを取りながら、選手が思い切ってプレーできるような雰囲気、環境づくりをしていきたい」と選手とのコミュニケーションも深めていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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