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今季無得点が続くビエット、シメオネは「恩知らずなポジション」を担う同胞を擁護

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今季無得点が続くFWルシアーノ・ビエット

 アトレティコ・マドリーは29日のコパ・デル・レイ4回戦第2戦でエルチェを3-0と下した。だがFWルシアーノ・ビエットは、この試合でも得点を挙げられなかった。

 第1戦を1-1で終えていたアトレティコは、DFホセ・ヒメネス、FWフェルナンド・トーレス(2得点)のゴールで快勝して2試合合計スコア4-1でラウンド突破を決めた。新本拠地ワンダ・メトロポリターノで、記念すべきコパ初勝利を記録している。

 だがビエットはエルチェ戦で数多の決定機を迎えながら無得点に終わった。今夏セビージャから復帰を果たしたアルゼンチン人ストライカーは、今季FW陣で唯一ノーゴールが続いている。

 ディエゴ・シメオネ監督は「我々は強く試合に入った。やるべきことをやったんだ。前半は素晴らしかった」と試合を振り返り、ビエットについては次のように話している。

「フットボールの観点から見れば、ビエットは我々のチームで一番良いプレーをする選手かもしれない。だが彼のポジションは恩知らずだ。ゴールすれば評価され、しなければ苛烈な批判を浴びせられる」

「彼はそれでもプレーを続け、ボールを要求し続けた。私はそれを評価したい。ビエットは我々が抱える最高の選手の一人だ。ゴールだけを見るなら、彼はチャンスを逃した。しかし全体的に見れば、彼は素晴らしかった。彼がより自信を持ち、落ち着いてフィニッシュできるように仕向けたい」

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