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W杯抽選会に沸く中…60年ぶり不出場のイタリア代表元指揮官はひっそりとバカンスへ

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前イタリア代表監督のジャンピエロ・ヴェントゥーラ

 W杯出場権を逃して以降、姿を消していた前イタリア代表監督のジャンピエロ・ヴェントゥーラが、アフリカのザンジバルで目撃された。イタリア紙『メッサッジェーロ』が30日、伝えている。

 ヴェントゥーラは2016年7月、アントニオ・コンテの後任としてイタリア代表監督に就任。しかしロシアW杯欧州予選において、スペインと同グループを引き当てる不運に見舞われると、当初の想定通りグループリーグ2位に終わり、出場権を懸けて11月、スウェーデンとのプレーオフへ回った。

 ところが敵地でのファーストレグを0-1で落とすと、ホームでの2戦目はスコアレスドローに終わり、ロシア行きを逃した。

 W杯優勝4回を誇るイタリア代表にとって、出場権を逃したのは史上わずか3度目(1930年はボイコット、1958年)。不名誉な記録を象徴する存在となったヴェントゥーラは15日にも解任され、以降はバーリにある妻の実家に身を寄せていた。だがその後は、姿が見えなくなっていた。

 1日、ロシアの首都モスクワにおいて、W杯グループリーグ組み合わせ抽選会が行われるが、出場権を逃したイタリア代表の前指揮官はヨーロッパから遠く離れたアフリカの地で過ごしているようだ。アフリカ東部のインド洋に浮かぶタンザニアのザンジバル諸島でバカンスを満喫する様子が確認されている。

 ヴェントゥーラは現地リゾートホテルのVIPスイートルームに滞在しており、サングラスをかけ、海水浴を楽しむ様子も見られた。「他のイタリア人に出くわし、失敗談について話すことを避けつつ、次のオファーを待っている」と報じられている。

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