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“言い訳の許されない組”に入ったイングランド…指揮官は「簡単なグループではない」と強調

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イングランドを指揮するガレス・サウスゲイト監督

 イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督は、W杯で同組となるパナマとチュニジアは決して簡単な相手ではないと話している。

 1日にモスクワで2018年ロシアW杯の抽選会が行われた。イングランドはグループGに振り分けられ、2006年以来の本戦出場となるチュニジア、初出場のパナマ、そしてプレミアリーグで多数の選手が活躍するベルギーと同組に入ることが決定した。

 複数のメディアが“言い訳の許されないグループ”とイングランドの決勝トーナメント進出は間違いないと報じているものの、サウスゲイト監督は2大会ぶりのグループリーグ突破に向け、十分な準備が必要と考えているようだ。

『BBC』のインタビューを受けたサウスゲイト監督は「簡単なグループに入ったって? そのようなことはないと思う。すべての試合に向けて十分な準備をしなければならない」と強調。

 続けて、フランスW杯でチュニジアと対戦した経験のある同指揮官は「チュニジアと聞いて最初に思い起こすのは、1998年の試合だ。あれはとても素晴らしい日で、良い思い出だ。しかし、現状でアフリカチームの情報や準備は十分とは言えないから、今からそのことを考えたい」と話している。

 また、グループ内で最も難しい相手と考えられるベルギーについて「彼らは突出したチームだ。彼らはFIFAランキングで我々よりも上にいる。この組で一番のクオリティを持つ相手だ」と警戒を強めた。

 さらに、サウスゲイト監督は「W杯の舞台に再び立てることは非常に素晴らしいことだ。私にとって最高の旅になるだろう。母国のためにW杯を戦うことは非常に名誉なことだが、監督としてこの大会で指揮を執れることはそれよりはるかに素晴らしいことだ」と指揮官として20年ぶりの大舞台に立てる喜びを語っている。

●2018W杯ロシア大会特集ページ
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