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目前で得点王逃したC大阪FW杉本、ケガを抱えながらの強行出場だった

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J1得点王を逃したC大阪FW杉本健勇

[12.2 J1第34節 新潟 1-0 C大阪 デンカS]

 つかみかけていた得点王を目前で逃したセレッソ大阪のFW杉本健勇は、ケガを押しての出場だったようだ。

 C大阪は2日に敵地で行われたJ1第34節で新潟と対戦した。前節終了時点で得点ランク単独1位の22ゴールを記録していた杉本は、チーム最多タイとなる3本のシュートを放つなどチャンスに絡み続けたが、精彩を欠いてノーゴール。他会場で川崎FのFW小林悠がハットトリックを達成し、得点数を23に伸ばしたことで、土壇場で得点王のタイトルを明け渡す結果となった。

 Jリーグ公式サイトによると、杉本は負傷を抱えながらプレーしていたという。尹晶煥監督は試合後、「今日、杉本選手はケガを抱えながら出場しました。多少(プレーに)影響はあったと思います。もっといいところを見せようとしたと思いますが、その影響でできなかった部分もあったと思います」と明かした。

「でも、今年1年を通して考えれば、すごく大きな成長をしたと思います。そして、これからもより一層、成長できる選手だと思います」。エースへの期待を語った指揮官は、具体的なケガの内容について問われると、「詳しいことはここでお話できないので、もう一度確認してから、皆さまにお伝えできればと思います」と明言を避けた。

 杉本は今月9日から始まるEAFF E-1選手権(味スタ)の日本代表メンバーに選ばれているだけに、状態が気がかりとなる。

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