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監督交代など辣腕、“ゴール前差し切り”V逸に鹿島鈴木満強化部長「責任は感じている」

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V逸鹿島の鈴木満強化部長は「責任は感じている」と話した

[12.2 J1第34節 磐田0-0鹿島 ヤマハ]

 鹿島アントラーズはジュビロ磐田に0-0で引き分け。勝てば優勝だったが、川崎フロンターレに勝ち点で並ばれると、得失点でかわされ、20冠目のタイトルを逃した。強化責任者を務める鈴木満常務取締役は、試合後に報道陣に対応し、「責任は感じている」と話した。

 今季の鹿島は5月31日に石井正忠監督を成績不振などを理由に解任。当時コーチだった大岩剛氏を監督に昇格させる人事を行った。そしてこれが好転。見事な立て直しで前半戦の首位ターンに成功すると、一時は逆転優勝を許した川崎Fに最大8差をつけるなど、首位を独走していた。

 しかし結果はゴール前での“差し切り”を許して2位。2位という成績を誇れるチームはあると思うが、自他ともに常勝軍団と認める鹿島にとしては、到底受け入れられるものではない。

 鈴木常務は「勝つために編成して勝つために監督交代などをやった責任は感じているし、もう少し整理したい」。ただこの日の試合については、前半44分のCKをDF植田直通が頭で合わせたゴールが、ファウルで取り消された場面があったことで、「1点は取っている。本当は1-0」と口惜しそうにしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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