beacon

パリSGが今季公式戦21試合目で初黒星…ネイマールらの猛攻も1点及ばず、昇格組ストラスブールに屈する

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWネイマール、ムバッペらが先発も今季初黒星となった

[12.2 リーグ1第16節 ストラスブール2-1パリSG]

 リーグ1は2日に第16節を行い、パリSGは敵地でストラスブールと対戦し、1ー2の敗戦。今季公式戦20試合を18勝2分と圧倒的な強さで進んできたパリSGだが、昇格組のストラスブールに今季初の黒星をつけられた。

 リーグ戦5連勝中のパリSGは2位マルセイユと勝ち点10差で首位を独走。前節・トロワ戦(2-0)から中2日で挑んだ今節では先発を7人変更し、最前線にはFWエディンソン・カバーニに代えてFWキリアン・ムバッペ、左右にはFWネイマール、MFアンヘル・ディ・マリアを配置した。

 前半12分、昇格組のストラスブールが先制に成功する。左サイドのMFディミトリ・リエナールからのFKを、オフサイドぎりぎりで飛び出したFWヌーノ・ダ・コスタがヘディングシュート。勢いよくゴール中央に突き刺し、ダ・コスタの今季4点目となるゴールでメガクラブから得点を奪ってみせた。

 リーグ戦6試合ぶりに先制を許す形となったパリSGは攻撃を仕掛けていくが、ストラスブールの固い最終ラインに苦戦。前半22分にはネイマールがPA左手前から中央にパスを送り、受けたムバッペが突破を試みるが守備に阻まれてボールを失う。同39分と41分にはディ・マリアがPA右からシュートを狙うが、どちらもゴールとはならなかった。

 前半42分、パリSGの再三の攻撃がようやく実を結ぶ。左サイドを突破したネイマールはPA左の深い位置まで走るMFアドリアン・ラビオへパスを送り、ラビオは中を見ながらダイレクトで左足クロス。すると、ニアに素早く入ったムバッペが豪快にゴールに押し込み、リーグ戦今季5点目となる待望の同点弾を決めた。

 1-1で迎えた後半20分、いまだ調子に乗れないパリSGに対してストラスブールが追加点を奪う。GKバングル・カマラのロングフィードを右サイドのダ・コスタがそのままヘディングで最終ラインの裏へパス。反応したFWステファーネ・バホケンがPA右から右足を振り抜いてゴール右に突き刺した。

 リードを奪ったストラスブールだが後半26分、DFプレスネル・キンペンベと交錯したGKカマラが不調を訴えて途中交代に。一方、追いかけるパリSGは同29分にディ・マリアに代えてカバーニを投入し、同35分にはMFユリアン・ドラクスラーに代えてMFマルコ・ベッラッティ、MFハビエル・パストーレに代えてMFジョバニ・ロ・セルソを入れて得点を狙いに行った。

 GKカマラの治療時間も含めてアディショナルタイムは9分取られたが、パリSGは20本を超えるシュートもゴールネットを揺らせず。1-2で試合は終了し、首位はキープしているもののリーグ戦5連勝はストップとなった。

TOP