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3トップ中央で先発の大迫は後半ATに退場…ケルン開幕14試合未勝利

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FW大迫勇也

[12.2 ブンデスリーガ第14節 シャルケ2-2ケルン]

 ブンデスリーガは2日、第14節2日目を行い、FW大迫勇也が所属するケルンは敵地でシャルケと対戦し、2-2で引き分けた。先発した大迫は得点に絡めず、後半アディショナルタイムに2枚目の警告で退場した。

 今季未勝利の最下位ケルンは大迫を3トップの中央に抜擢し、初勝利を目指した。3トップがポジションを入れ替えながら決定機をつくり、前半11分、MFミロシュ・ヨイッチのスルーパスでPA内に抜け出した大迫がGKと1対1の局面を迎えたが、前に飛び出したGKにシュートをブロックされ、先制機を生かせなかった。

 大迫は守備にも貢献したが、前半30分、MFアミーヌ・アリの突破を止めようとした際に手を引っ張ってしまい、警告を受けた。ケルンは3位シャルケを相手に善戦していたが、前半36分に先制点を献上。こぼれ球をおさめたMFダニエル・カリジウリが折り返し、FWギド・ブルクシュタラーが滑り込みながら左足で流し込んだ。

 0-1で折り返した後半開始と同時にケルンはシステムを変更し、大迫はFWセルー・ギラシーと2トップを組んだ。後半5分には大迫がファウルを受け、左後方でFKのチャンスを獲得。ヨイッチが蹴り込んだFKの流れから、ギラシーが押し込み、同点ゴール。試合は一進一退の攻防となり、後半27分にはアリのゴールでシャルケが勝ち越しに成功した。

 またも1点をリードされたケルンだったが、VAR判定が“味方”する。後半31分にギラシーが右足ボレーを狙うと、ブロックに入った相手のハンドが認められ、ケルンがPKを獲得。ギラシーが自らキッカーを務めて右足で蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 終了間際の後半アディショナルタイムにアクシデント。大迫がシミュレーションを取られ、2枚目の警告で退場となった。試合はそのままタイムアップを迎え、2-2で引き分けたケルンは上位チームを相手にドローも、未勝利からは抜け出せなかった。

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