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ソシエダに逆転勝利のアトレティコ、シメオネは「勝とうが負けようが執着し続けることが大事」

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会見に出席したディエゴ・シメオネ監督

 2日のリーガ・エスパニョーラ第14節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのソシエダ戦に2-1で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は、2点を記録してスコアをひっくり返した後半のパフォーマンスに対して、大きな満足感を表した。

 前半にFWウィリアン・ジョゼにPKを決められ、ビハインドを負ったアトレティコ。だが63分にDFフィリペ・ルイス、終了間際の88分にFWアントワーヌ・グリーズマンがゴールを記録し、劇的逆転勝利を飾った。

 試合後、会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、次のように感想を述べている。

「難しい試合を制すことできて、私たちは満足している。後半はミスもあったが、しかし何よりもチームが示した誇りやインテンシティー、執着心、勇敢さを強調しなければならない。後半の私たちは、相手陣地でプレーし続けた」

「選手たちに対しては、勝ち負けもゲームの一部だと言い続けている。しかし勝とうが負けようが、私は今日の後半のように信じ続け、執着し続けることを望む……。例えば、逆転ゴールの場面でサウールがあの位置にいたのは、偶然になり得ない。選手たちの返答はファンタスティックなものだった。私たちは困難な一戦をポジティブなものにしたんだよ」

 11月以降の成績が5勝1分けと、調子を上げているアトレティコ。その要因としてはもちろん、得点力不足が解消されたことが挙げられる。

「チームは改善と成長を続けており、継続的にインテンシティーを発揮できるようになっている。ゴールはほかとは比べものにならないエネルギーを生み出すが、それがどうしてかを説明するのは難しい。現状が続いていくことを願っている。私たちは新たなエネルギーを手にしており、それがもう一歩を踏み出すきっかけとなった」

 同日にセルタと引き分けた首位バルセロナとの勝ち点差は6に縮まった。

「だがリーグ戦は長い。今はロンドン(チャンピオンズリーグ・チェルシー戦)ですべきことを考えなければならない。リーガについて、次の試合より先を見ることはできない」

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