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次節、初の日本人対決なるか…中断明け以降、絶好調のエイバルが3連勝 乾は6戦連続先発

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エイバルMF乾貴士

12.3 リーガ・エスパニョーラ第14節 エイバル3-1エスパニョール]

 リーガ・エスパニョーラ第14節3日目が3日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルエスパニョールをホームに迎え、3-1の勝利を収めた。6試合連続で先発出場の乾はフル出場を果たしている。

 前半9分に試合を動かしたのはホームのエイバルだった。ゴール中央で得たFKをDFアナイス・アルビージャが直接狙ったシュートはGKパウ・ロペスに触れられてクロスバーを叩いてものの、こぼれ球にいち早く反応したFWキケ・ガルシアが蹴り込んでスコアを1-0とした。

 持ち場となる左サイドハーフの位置に入った乾は積極的にボールに絡んで攻撃にリズムをもたらし、得意のドリブルでアクセントを加える。前半35分には左サイドから切れ込んでMFハビ・フエゴのファウルを誘ってFKを得たかと思われたが、乾がシュミレーションを取られてイエローカードが提示された。

 エイバルは前半38分にセンターサークル付近でボールを奪ったFWセルジ・エンリクのスルーパスから抜け出したMFイバン・アレホが強烈な右足シュートを突き刺して、リードを2点差に広げる。

 2-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、同22分にPA内でボールを受けようとしたS・エンリクに対して、足を高く上げてボールを奪おうとしたDFダビド・ロペスのファウルを誘いPKを獲得。すると、このPKをMFホアン・ジョルダンがきっちり沈めてリードは3点差に広がった。

 後半34分にはエスパニョールが得たFKからS・エンリクのオウンゴールで2点差に詰め寄られたエイバルだったが、その後はエスパニョールに得点を許さずに3-1の勝利を収めた。中断明け以降、好調を維持するエイバルは今季初の3連勝を飾っている。

 エイバルは次節、MF柴崎岳が所属するヘタフェと対戦。負傷から復帰を目指す柴崎だが復帰が近付いていることが報じられており、リーガ・エスパニョーラで初の日本人対決が実現するか注目される。

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