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初のハット記録したペリシッチ、次節ユーベとの直接対決に「勝つためにトリノへ」

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FWイバン・ペリシッチはセリエA初のハットトリックを記録した

[12.3 セリエA第15節 インテル5-0キエーボ]

 セリエAは3日、第15節を行い、日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでキエーボと対戦し、5-0で快勝。リーグ戦3連勝で開幕戦から15戦無敗をキープして、首位に浮上した。

 好調さをアピールしたのはクロアチア代表FWイバン・ペリシッチだ。前半23分、DFサントンのシュートをGKがはじいたところをボレーで押し込んで先制すると、後半12分、同アディショナルタイムとコンスタントに2得点を重ね、セリエA初となるハットトリックを記録した。

 クラブ公式サイトによると、ペリシッチは「チームメイト全員に感謝している」と喜びを語っている。「どの勝利も重要だ。監督が言うように全ての試合が重要だし、僕たちは常に今日のようなプレーをしなければならない。いつも簡単にはいかないが、今日は本当に良いゲームができた」と試合内容にも満足していた。

 好調の要因としてペリシッチはルチアーノ・スパレッティ監督を挙げる。「監督は常に大切だ。僕たちは、スパレッティが今年たくさんの物事を変えた様子を見てきた。僕たちは正しい道を進んでいるし、このように続けていかなければならない」と今季からチームを率いる指揮官への信頼を表した。

 今節では首位・ナポリと3位・ユベントスの上位対決があり、ユベントスが1-0で勝利。その結果、キエーボ戦で勝ち点3を積み上げた2位・インテルがナポリと順位を逆転させ、首位に躍り出ている。

 インテルは9日の次節でナポリを撃破したユベントスと直接対決。ペリシッチは「僕たちは順位表のトップに位置していて、次の試合は“ダービー”だ。インテルは常に勝利のためにプレーしなければならないと考えているし、勝つためにトリノに向かう」と気持ちを切り替えている。

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