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マンCが怒涛の13連勝、終盤の勝負強さにペップは「ファーギータイムかも」

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ジョゼップ・グアルディオラ監督がシティ好調の要因を語る

[12.3 プレミアリーグ第15節 マンチェスター・C 2-1 ウエスト・ハム]

 プレミアリーグ第15節が3日に行われた。マンチェスター・シティはホームでウエスト・ハムと対戦し、2-1で勝利。英『スカイ・スポーツ』は3日、ジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントを伝えている。

 先制を許したシティは後半12分、FWガブリエル・ジェズスの折り返しにDFニコラス・オタメンディが押し込んで同点に追いつく。同38分にはMFケビン・デ・ブライネがPA手前から浮き球パスを送り、ゴール前のMFダビド・シルバが左足で合わせて、2-1となる逆転弾を決めた。

 終盤に勝負強さを見せているシティについて、グアルディオラ監督はアレックス・ファーガソン監督時代にマンチェスター・ユナイテッドが終了間際に見せた勝負強さを持ち出し、「“ファーギータイム”については聞いたことがあるよ」と話を切り出した。

「当時わたしはここにいなかったけどね。ただここ最近の私たちを見ればわかるだろう。とにかく私たちは諦めないんだ」とシティでの“ファーギータイム”現象の要因について語る。

「相手が守備固めをするのは理解できるし、それを批判するようなことはしない。そうなってしまうと攻めるのはなかなかむずかしい。そういう状況でも、チームはどのように攻撃すればいいのかも学ばなければならない」と守備固めの打開策に言及した。

 また「最初の10分は良かったが、チャンスをなかなか生みだせなかった。後半戦に入ってからはもっとすばやい攻撃をしかけた。ファンも喜んだはずだ。その結果ゴールが生まれた。これが重要だ」とポイントを語った。

 さらに指揮官はジェズスを後半から起用したことが勝利の鍵になったと振り返る。「ガブリエルはすごいやつなんだ。いくつもチャンスを生み出したし、動き回ってセルヒオ(・アグエロ)のためのスペースづくりにも貢献していた」と絶賛した。

 ここまでシティはリーグ戦13連勝を記録し、1891-92シーズンにサンダーランドとプレストン、2001-02シーズンにアーセナル、昨シーズンにチェルシーが記録した1シーズンでのリーグ連勝記録に並んだ。次節は記録更新を懸けて、ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”に挑む。

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