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“死の組”突破目前のローマ、主将デ・ロッシ「運命は自分の手と足で掴む」

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決勝トーナメント進出を懸けてカラバオ戦に臨むローマMFダニエレ・デ・ロッシ

 ローマMFダニエレ・デ・ロッシが4日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)第6節カラバフ戦の前日記者会見に臨んだ。

 “死の組”グループCのローマは5日、既に敗退が決まっているカラバフをホームに迎える。現在ローマは勝ち点8ポイントで2位のつけており、最終戦に勝利すれば決勝トーナメント進出が確定する。しかし、3位のアトレティコ・マドリーとは2ポイント差のため、引き分けもしくは敗れた場合、同時キックオフのアトレティコ対チェルシー戦の結果次第では、グループリーグ敗退の可能性もある。

 そのため、主将のデ・ロッシは、グループ最下位が決定しているカラバフとの一戦にも警戒を緩めない。

「CLにおいて歓喜することもあれば、失望に終わったこともあった。決勝トーナメント進出は重要だ。グループリーグでこれほど上手くいった覚えはないよ。ヨーロッパに向けて良いイメージを発信できると思う」

「自分たちの運命は自分たちの手と足で決まる。(ディエゴ・)ペロッティや(ラジャ・)ナインゴランは準備が整っている。(アレクサンダル・)コラロフも苦労しているようだが、おそらく出場するだろう。カラバフはチェルシーとの初戦(6-0でチェルシーが勝利)の時とは違うはずだ。リスペクトを欠かさず柔軟性を持って挑まなければならない。勝ちたいね」

 ローマは、セリエAでも首位と5ポイント差の5位と好位置につけている。デ・ロッシは、今季から指揮をとるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を称賛している。

「(ルチアーノ)スパレッティは(フランチェスコ)トッティと問題を起こしたこともあった。代わりを務めるのは不可能ではないとはいえ、難しいはずだと思っていた。ローマでデビューを飾ったばかりの指揮官にとって、この6ヶ月は最高の成績だと思う」

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