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福岡が7選手と契約満了…FW坂田、FW中原、MF末吉、DF濱田ら前回J1昇格の立役者の名前

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契約満了が発表された福岡FW坂田大輔(写真中央)

 アビスパ福岡は5日、契約満了に伴い、DF濱田水輝(27)、FW中原貴之(33)、FW坂田大輔(34)、MF末吉隼也(30)、GK兼田亜季重(27)、MFジウシーニョ(33)、MF三島勇太(23)の7選手が退団することが決まったと発表した。

 濱田は2015年、アカデミー時代から所属する浦和から福岡に移籍。初年度はJ2リーグ戦で26試合4得点を挙げ、J1昇格に貢献した。J1の昨季も19試合に出場したが、今季は出番が激減。わずか4試合にとどまった。クラブの公式サイトを通じて、「福岡の街を離れるのは寂しいですが、みなさんにまた元気な姿を見せられるよう次の場所で頑張ります」などと決意を新たにした。

 中原は15年、12年間にわたって所属していた仙台から福岡に移籍。初年度は34試合8得点で昇格に大きく貢献したが、昨季は3試合、今季は出場なしと出番を減らしていた。クラブの公式サイトを通じて、「来年は必ずアビスパがJ1昇格出来ると信じていますし、願ってます」などと述べている。

 坂田は12年、FC東京から福岡に加入。コンスタントに出番を得て、通算201試合でピッチに立ち、今季も途中出場を中心に31試合に出場していた。クラブの公式サイトを通じて、「クラブハウスにはまだ顔を出すつもりなのでいつでも会いに来てくださいね!」と呼びかけている。

 末吉は2010年に福岡大から福岡に加入。13年から2年間にわたって鳥栖と大分でプレーしたが、15年に復帰し、39試合4得点を挙げてJ1昇格に貢献した。今季はわずか4試合の出場にとどまった。クラブの公式サイトを通じて、「アビスパ福岡で経験できたことは僕にとってかけがえのない財産です」などとコメントしている。

 兼田は16年、山形から福岡に移籍。昨季はわずか1試合の出場にとどまっていたが、今季は14試合でゴールマウスを守った。終盤はGK杉山力裕にレギュラーを奪われていた。クラブの公式サイトを通じて、「プロ10年間で最も多くの試合に出場し、その中で首位に立って戦う緊張感や1点の重みを改めて実感しました」などと振り返った。

 ジウシーニョは今季、ブラジルのアトレチコ・ゴイアニエンセから福岡に加入。30試合に出場し、3得点を挙げていた。クラブの公式サイトを通じて、「目標としていた昇格を果たせず期待に応えられなかったことは心残りですが、チームメイトも私自身も最後まで全力を尽くしました。アビスパ福岡が来年昇格を達成することを心から願っています」などと想いを伝えている。

 三島は13年、福岡U-18からトップチームに昇格。マリヤン・プシュニク監督が指揮していた2年目まではSBとして計57試合に出場したが、その後は出番が激減していた。クラブの公式サイトを通じて、「プロになってから5年、育成から入れると11年間ありがとうございました。チームの力になれず申し訳なかったです。またチームが変わっても応援よろしくお願いします」とサポーターにメッセージを送った。

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