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初の連覇に自信見せる韓国監督、日韓戦は「やはり勝ちたい」

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韓国代表を率いるシン・テヨン監督

 9日に開幕するEAFF E-1選手権に出場する日本、韓国、中国、北朝鮮の代表監督が7日、都内のホテルで公式会見を行った。

 日本をボスニア・ヘルツェゴビナ出身でフランス国籍も持つバヒド・ハリルホジッチ監督、中国をイタリア人のマルチェロ・リッピ監督、北朝鮮をノルウェー人のヨルン・アンデルセン監督が率いる中、唯一自国の指導者が指揮を執る韓国代表のシン・テヨン監督。4チームの代表監督が一堂に会した記者会見で「3人の名将と言われる監督と同じ場所に座ることができて、とても光栄だ」と述べると、「今大会が光り輝く大会になるように、日本で素晴らしいゲームを展開し、最善を尽くしていきたい」と意気込みを語った。

 前身の東アジア選手権、東アジア杯から通じて7回目の開催となるE-1選手権。03年の第1回大会で優勝した韓国は08年の第3回大会、15年の前回大会でも東アジアの頂点に立ち、最多3度の優勝を誇る(日本は1回、中国は2回)。シン・テヨン監督は「この大会でこれまで韓国は良い成績を残している」と自信を口にし、大会史上初となる連覇への意欲も見せた。

「我々は3回優勝しているが、過去に2回連続で優勝したチームはない。その2回連続優勝を達成することになるのではないかと考えている。我々はこの大会にいい思い出をたくさん持っている。連覇に積極的に挑戦していきたい」

 韓国は9日の第1戦で中国、12日の第2戦で北朝鮮、そして16日の最終戦で日本と対戦する。15年に中国・武漢で開催された前回大会の第2戦(△1-1)以来となる日韓戦への意気込みを聞かれると、「正直に申し上げると、私の心情としてはやはり勝ちたいと思っている」とキッパリ。日本、韓国どちらも来年のロシアW杯に出場するとあって、「W杯前に日本も韓国も良いゲームをすることで、ライバルとして互いに成長していくチームになれるようにという気持ちで臨んでいる」と語った。

(取材・文 西山紘平)

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