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「スクデットも狙える」元インテル会長が考えるスパレッティとモウリーニョの共通点は?

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ルチアーノ・スパレッティ(左)とジョゼ・モウリーニョ

 元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、指揮官ルチアーノ・スパレッティを称えた。

 スパレッティの下、インテルは今シーズン、無敗で首位に立つ。モラッティ氏は今夏、着任したばかりの指揮官について、過去に招聘に近づいたことがあったことを明かした。「トリプレーテ(3冠)達成の後、彼の招聘に近づいたことがあった。(当時のスポーツディレクター)マルコ・ブランカに会いに行かせた。だけどゼニトへ行ってしまったよ」と述べ、ラブコールが実らなかったことを振り返った。

 続いてモラッティ氏はスパレッティについて、2009-10シーズンにイタリア勢として史上初となるトリプレーテを達成したジョゼ・モウリーニョに例え、今のインテルであれば、スクデットも夢ではないと話す。

「モウリーニョ? スパレッティはポルトガル人監督と同じように選手の心をつかむことができる。お互いの信頼関係がチームの中に広がっていく。すると全体が穏やかな雰囲気になるんだ」

「スクデットを目標にできるのではないか。頭や心の中に刻んでおくのは重要だが、毎週末、適度な緊張感を保つことも大切だ。ユベントスの他にも、ローマ勢やナポリもいる。(マウリツィオ)サッリのチームは驚くべきプレーをするね」

 一方、今夏、大型補強を行ったものの成績不振に陥り、ビンチェンツォ・モンテッラ監督が解任されたミランについてもコメントを残した。

「チームの11人のうち10人を変えれば簡単にはいかないと私は思っていた。だけどここまで問題が多いとは想像していなかったよ。(シルヴィオ)ベルルスコーニがいないから? 彼が中国人オーナーを信じるように言うのなら、根拠はあるだろう。ウチと比べて18ポイント差になったが、残念に思うなんて言ったらウソになってしまうよ」

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