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現地でも評価される柴崎岳…モリエンテス氏が「スペインにフィットする」と考える理由とは

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モリエンテス氏からの評価も高いヘタフェMF柴崎岳

 現役時代にレアル・マドリーなどで活躍したフェルナンド・モリエンテス氏が、ヘタフェMF柴崎岳を称賛している。『OmniSport』が伝えた。

 昨シーズンの途中に2部のテネリフェに加入し、スペインに渡った柴崎。当初は環境に馴染めず苦戦を強いられていたが、昇格プレーオフで結果を残すと、今季からはヘタフェに活躍の場を移した。

 開幕からスタメンを掴み取り、9月のリーガ・エスパニョーラ第4節のバルセロナ戦では見事なダイレクトボレーを叩き込むなど、周囲の期待に応えるパフォーマンスを披露していた。

 モリエンテス氏は、柴崎がすでにスペイン人からも実力を認められた存在になっていると明かしている。

「ガクは、たしかに開幕当初疑問を持たれていたが、ヘタフェに加わってからのプレーはとても良かった。みんなが、彼の実力をすでに確信している」

 現地からも高評価を得る25歳の日本人MFだが、初ゴールを決めたバルセロナ戦で左足第5中足骨に亀裂骨折を負い、手術をうけることに。およそ3カ月近く離脱を強いられている。

 モリエンテス氏は「とても残念だったし、チームにとっても大きな痛手だった」と柴崎のケガを振り返りつつ、選手の特徴がリーガ・エスパニョーラのプレースタイルに合っていると話している。

「バルサ相手の“ゴラッソ”は誰しもが覚えているし、額縁に飾っておきたいくらい素晴らしかったね。スペインでは、彼みたいに試合の中で細かい技術を発揮できる選手が評価されるんだ」

 ヘタフェは、9日に乾貴士所属のエイバルと対戦する。すでにトレーニングに復帰している柴崎は、この試合で出場を果たすことができるだろうか。注目の日本人所属チーム同士の対決は、日本時間9日の21:00にキックオフを迎える。

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