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DF三浦弦太、代表デビュー懸かる北朝鮮戦へ「高さ勝負で負けない」

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初キャップが近づくDF三浦弦太(G大阪)

 絶好のアピールの機会だ。国内組で臨むE-1選手権で日本代表初キャップが近づくDF三浦弦太(G大阪)は「自分がやってきたことを評価してもらって代表に呼んでもらっている。それをしっかり出すこと」と静かに闘志を燃やした。

 約半年後に迫ったロシアW杯メンバーに滑り込めるか。今大会は海外組だけでなく、クラブW杯に出場する浦和勢の招集も見送られ、センターバックでは主軸のDF吉田麻也(サウサンプトン)、11月の欧州遠征でアピールに成功したDF槙野智章(浦和)が不在。9日の北朝鮮戦(味スタ)では三浦がDF昌子源(鹿島)とのコンビで代表初先発となる可能性が高まっており、「出番が来たときはチームの勝利に貢献できるようにパフォーマンスを出せたら」と意気込んだ。

 チームとしては前回大会の雪辱を目指している。15年の東アジア杯で日本は初戦で北朝鮮に1-2で敗戦。2分1敗の最下位に終わった。「後ろは相手のFWに対して何も仕事をさせないことが大事。自分たちのサッカーをしっかりと出して、内容と結果で勝っていけたら」と力説。「高さ勝負で負けないこと。相手のストロングを出させないサッカーをすることが大事」とイメージを膨らませた。

 今年6月に初招集された三浦の代表選出はこれが4回目。「毎回刺激を受けるし、もっとやっていかなきゃいけないこと、自分の通用することというのは毎回感じるところがある。それをしっかりと今後につなげていくことが大事」。国内組のみの今回の合宿について「雰囲気もパフォーマンスも、いい練習ができていると思う。僕自身も楽しんで、充実した練習ができている」と手応えを語る。試合に出ることで新たな課題と収穫を見つけられるはずだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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